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ソロス氏は中国経済に「根拠のない懸念」抱いている=人民日報
2016年01月28日(木)13時47分
1月28日、中国国営メディアは、米著名投資家のジョージ・ソロス氏は中国経済に「根拠のない懸念」を抱いていると指摘した。 昨年9月ニューヨークCGI年次総会で撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)
[北京 28日 ロイター] - 中国国営メディアは、米著名投資家のジョージ・ソロス氏は中国経済に「根拠のない懸念」を抱いていると指摘した。同氏が先週ブルームバーグTVで、中国経済のハードランディングは不可避で世界的なデフレにつながる恐れがあると述べたことに反論した。
28日付人民日報の論説が、資本流出やデフレの観測にもかかわらず、実際は中国への海外直接投資は急速に伸び、消費者物価の伸びは緩やかで、人民銀行(中銀)は穏健な金融政策を維持していると主張した。
また「国内総生産(GDP)に対する中国の債務比率は300%との観測は根拠のない憶測で理解できない」と反論した。
最近の為替相場の変動は妥当な範囲内で、株価の動揺は実体経済ではなく市場や規制環境、投資家が成熟する必要性を示しているとした。
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