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株式ファンドからの資金流出、26日までの週は最大規模=メリル

2015年08月28日(金)20時21分

 8月28日、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチによると、26日までの1週間に世界株式ファンドから295億ドルが流出し、2002年の調査開始以来、最大規模の流出となった。写真はニューヨーク証券取引所のトレーダー、25日撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

[ロンドン 28日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)によると、8月26日までの1週間に世界株式ファンドから295億ドルが流出し、2002年の週間調査開始以来、最大規模の流出となった。中国発の市場混乱の規模の大きさが示された。

このうち、8月25日の流出額は190億ドルだった。比較可能な1日当たりのフローデータが2007年に入手可能になって以来、2番目に大きな流出となった。

新興国株式ファンドからの流出が特に大きく、1週間の純流出額は105億ドルと、2008年1月以降で最大だった。

先進国市場では、欧州株の資金流出は36億ドルだった。15週間ぶりの流出となった。

債券ファンドの流出は117億ドルと、2013年6月以来で最大となった。

ロイター
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