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中国サービス部門民間PMI、7月は53.8に上昇 11カ月ぶり高水準

2015年08月05日(水)12時02分

 8月5日、財新/マークイットが発表した7月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は53.8で、6月の51.8から上昇し、2014年8月以来、11カ月ぶりの高水準となった。上海で1月撮影(2015年 ロイター/Aly Song)

[北京 5日 ロイター] - 財新/マークイットが発表した7月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は53.8で、6月の51.8から上昇し、2014年8月以来、11カ月ぶりの高水準となった。

景況改善と悪化の分かれ目となる50を12カ月連続で上回った。

製造業が内需と外需の低迷にあえぐ一方、サービス部門は比較的堅調であることが示された格好。中国ではサービス部門が2014年国内総生産(GDP)の48.2%を占めており、製造・建設部門の42.6%を上回っている。

新規事業の動向を測るサブ指数は54.0と、前月の52.2から上昇。雇用指数も上昇し、堅調な新規事業を背景に雇用が拡大していることを示唆している。

投入価格、販売価格がともに上昇しており、インフレ圧力がやや増大した。

財新PMIリポートは、6月中旬以降における中国株急落がサービス部門に影響を及ぼしたのかどうかについて具体的に言及していない。

*内容と写真を追加して再送します。

ロイター
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