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台湾侵攻

イラン戦争の教訓から、防空網強化を急ぐ台湾

What Iran Crisis Is Teaching Taiwan About War With China

2026年3月19日(木)11時36分
マイカ・マッカートニー
炎上したイラク・バグダッドの米国大使館施設

ロケット弾とドローンの攻撃を受け炎上したイラク・バグダッドの米国大使館施設(3月17日) REUTERS/Maher Nazeh

<イランのような無人機による飽和攻撃で防空網が圧倒されれば、開戦初期に台湾中枢が破壊されかねない>

米国とイランの衝突は、現代戦における防空システムの中核的な重要性を改めて浮き彫りにした。

イランによる弾道ミサイルおよびドローン攻撃で、米国やイスラエルの迎撃ミサイルの在庫が減少していることは、とりわけ台湾で注目されている。台湾政府は来年までに、ミサイル・航空機・ドローンなど多様な脅威に対応する多層型防空ネットワーク「Tドーム」の完成を目指している。

中国は台湾を自国の領土と主張し、近年は複数の大規模演習を含め台湾周辺での軍事活動を急増させ、頼清徳総統率いる台湾の民進党政権に圧力をかけている。

中国の習近平国家主席は統一は不可避だとしており、必要なら武力行使も辞さないとしている。

それでも頼政権は防衛費を徐々に増やしており、野党・国民党が支配する立法院からの強い抵抗に直面している。

中国の膨大なミサイル戦力はとりわけ大きな脅威とみられている。中国の飽和攻撃で台湾の防空網が圧倒されれば、紛争の初期段階で台湾の重要インフラや指揮統制システムに壊滅的打撃を被る可能性がある。

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