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エネルギー価格

ガソリン価格はどこまで上がるのか? 専門家が語る、原油価格を下げる「唯一の方法」とは

What’s the Easiest Way to Lower Oil Prices?

2026年3月17日(火)15時35分
ヘスス・メサ

トランプ政府の「自縄自縛」

ホワイトハウスは、現在の価格高騰は一時的なものだと主張する。ホワイトハウスの報道担当者テイラー・ロジャーズは本誌に対し、政権は価格がまもなく再び下がるとの考えを示した。

「トランプ大統領は、これらが短期的な混乱であることを明確にしてきた......最終的には、軍事目的が達成され、イランのテロ政権が無力化されれば、石油とガスの価格は再び急速に下がるだろう。攻撃開始前よりもさらに低くなる可能性すらある」


原油価格が跳ね上がり、ガソリン価格が上昇する中で、トランプ政権はさまざまな戦術的措置を進めてきた。戦略石油備蓄からの放出、外国船がアメリカ内の港の間で石油を輸送できるようにするためのジョーンズ法(アメリカ国内の港湾間輸送にアメリカ製船舶の使用を義務付ける法律。商船法)の一時適用除外、海上にあるロシア産原油への制裁解除などだ。

防衛・外交政策を研究する米ケイトー研究所のリサーチフェロー、ジョン・ホフマンは本誌に対し、こうした措置では不十分と指摘。政権は自らを袋小路に追い込んだと語った。

「トランプ政権は、アメリカが苦手とする、長期の消耗戦の様相を急速に呈しつつある戦争に自ら足を突っ込んでしまった」

ホフマンは、トランプ政権が戦争から抜け出せなくなっている政治的事情にも言及している。「ベネズエラ(でのマドゥロ拘束作戦)の後、トランプの周囲は無敵のオーラのようなものをまとっていた。(イランとの)戦争を主張していた者たちは、トランプが最初の爆弾を落とした瞬間に、後戻りできなくなることを分かっていた」

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