「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
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<世界が再び不安定化するいま、地理という「変わらない現実」から日韓関係と国際政治の構図を再検討する>
戦後80年を経て、世界が再び大国が勢力圏を競い合う時代に入りつつある中で、さらに紛争は増え、混迷は深まっていくのか...。
『13歳からの地政学』著者の田中孝幸氏による地政学の必読書『世界を解き明かす 地政学』(日経BP/日本経済新聞出版)の「まえがき」と「第1章 地球儀からの視点──⑦地理が生んだ日韓の誤解」のダイジェスト版を掲載。
地政学とは、主に地理に重点を置いて国際関係を考えることを指します。地理は簡単に変わりません。たとえば日本も約1500万年前にユーラシア大陸から切り離されて以降、列島であり続けています。
島国としての地理や気候は、そこに住む日本人の行動パターンや文化を規定してきました。こうした、変わらないものをしっかり把握するのが、地政学的な思考の柱です。
一方で、地政学という言葉には「政」という文字も入っています。これは主に、「うつろいやすい」政治的な問題を意味しています。
世界では一見して不合理にみえることが起こります。それは経済合理性だけでなく、リーダーの保身や個性といった政治的な問題がわからなければ理解できません。
たとえば、2022年に始まったロシアのウクライナ侵略は地政学リスクの代表例として挙げられています。しかし、ほとんどの識者や専門家は事前に予測できませんでした。それは、ロシアにとって欧米の経済制裁や軍事費の拡大を招くのは明白で、経済的にはまったく理にかなっていなかったためです。
このように地政学は地理に加えて政治、経済を総合的にとらえて、外交やビジネスなどの国際舞台で使えるようにした実学と位置づけられます。
第2次大戦後、ぎくしゃくした状態で始まった日本と韓国の関係は改善しては大きく悪化するという展開を繰り返してきました。両国の専門家はその要因をめぐり、地政学の「政」の部分の分析を積み重ねてきました。
ただ、地理や気候など変わらない部分はそれぞれの国で当たり前のように捉えられ、双方の違いは意識しにくい状態にありました。本稿では日韓関係をめぐる「地」の部分を分析したうえで、今後の行方を考えてみたいと思います。
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