秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ四方あたり2~3人しか大学生がいない
では、逆の環境だとどうなるか。四半世紀前、筆者は鹿児島県の奄美群島でフィールドワークをしたことがある。現地の保護者や高校生に対し、「高卒後の進路として大学進学をどう考えるか」を尋ねて回った。
保護者からは、「お金がない」「家業の農業を継がせる気なので大学など必要ない」といった声が多く聞かれた。これは予想通りだ。しかし生徒からも、「大学って、何をするところか分からない」「島に大学がないし、大学生もいないし......」という話がちらほら聞かれた。大学生というモデルの欠如で、進路選択に大学進学が入ってこないらしい。
「親や親戚、ないしは地域の人に大学出た人はいるだろう」と思われるかもしれないが、奄美群島の住民のうち大学・大学院卒の割合は1割ちょっと(『国勢調査』2020年)。教員(数年で島を出ていく)や役場・農協の職員だろう。大学について知っている大人と接することも少なく、「大学って何?」という生徒が多いわけだ。
大学進学率の地域格差が生じる要因は、経済要因だけではない。離島に学生を派遣する、通信教育の場を設ける――。へき地が多い県の国立大学は、こういうことも考えてほしい。「インターネットの普及で、大学の情報は全国津々浦々に届いている」と思われるかもしれないが、その効果は実際の見聞には及ばない。人間は所詮、アナログな動物だ。
<表1>を見ると、秋田県の大学生存在密度は最下位(1キロ四方に2~3人)。しかし、同県の子どもの学力は首位。地域の環境条件から、才ある子が進路選択の枠から大学進学を外してしまっていないか。こういう子が多いのであれば、社会にとっても損失だ。
<資料>
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