ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
Ukraine Reveals Preparations for Russian Submarine Strike
Sergei Fokin/Shutterstock
<ロシア黒海艦隊のキロ級潜水艦に対し、ウクライナが水中ドローンで「史上初の攻撃」を成功させ、その様子を収めた映像を公開した>
ウクライナ保安庁(SBU)は、12月初めに実施したロシア黒海艦隊の潜水艦への水中ドローン攻撃の様子を収めた新たな映像を公開した。映像には黒海艦隊の拠点であるノヴォロシスクと見られる場所で、潜水艦に水中ドローンが自爆攻撃を仕掛けた瞬間が収められており、さらにはその準備として空軍基地で哨戒機が攻撃を受ける場面も映し出される。
■【動画】水中ドローンでロシア潜水艦を爆破、「史上初の攻撃」の瞬間を公開...事前の哨戒機「破壊」で防衛能力奪う
SBUは12月15日、黒海に面したロシアのノヴォロシスク港で、「史上初めて」水中ドローンを用いてロシア軍のキロ級潜水艦を攻撃したと発表している。同庁は「シーベイビー」と呼ばれる水上型のドローンを運用しているが、今回の作戦ではその改良型である「サブ・シーベイビー」が潜水艦を攻撃したという。
SBUによれば、この潜水艦は「重大な損傷」を受けて戦列から外れる結果になったという。一方、ロシア黒海艦隊は潜水艦の損傷を否定している。
またウクライナは潜水艦への攻撃に先立ち、同国の水中ドローンの活動を妨害する役割を果たしていたロシアのIl-38N哨戒機にも攻撃を行っていたと発表した。
これはロシア南部クラスノダール地方のエイスク空軍基地に駐機中だったところを狙ったものだった。ロシア黒海艦隊の主要拠点であるノヴォロシスクはエイスクの南に位置し、これまでにもウクライナ軍の攻撃対象となってきた場所だ。
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