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中国の次世代ステルス無人機「CH-7」が初飛行。偵察も攻撃もこなす多用途型

Chinese Stealth Drone Takes Flight—Video

2025年12月17日(水)18時34分
ライアン・チャン

この無人機は2018年に初めて公開され、設計と製造は中国航天空気力学研究院が担当している。米国がイラン空爆などに使用したB-2爆撃機と同様、レーダー反射を抑える「フライングウィング(全翼機)」構造を採用し、高いステルス性能を備えている。

公開されている情報によれば、CH-7の翼幅は約27.3メートル、巡航速度は時速約610キロ。5万2000フィート超の高度を飛行でき、最大飛行時間は16時間とされている。

中国日報によると、初飛行では操縦や遠隔操作を必要としない自律的な離着陸、飛行中の位置制御、通信、遠隔操作・追跡能力などの試験が行われた。プロジェクト責任者の李建華氏は「期待された成果が得られた」と述べている。

また同紙は、匿名の航空業界関係者の話として、「CH-7は防空網を突破し、偵察・監視、早期警戒、電子戦、軍事的に価値の高い標的への誘導攻撃など、複数の任務に対応できる」と報じた。

CH-7のプロジェクトリーダーである李建華氏は「他のドローン機種と比較して、CH-7は尾翼のない全翼型設計や高度な技術を採用しており、その分テストには多くの困難とリスクが伴う」と話している。

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