人助け? それとも貧困層からの搾取? 20兆円市場に成長した「代理出産」の光と影
SURROGACY UNDER SUSPICION
KBも同じ思いだ。どんな業種でも悪徳業者はいると、彼女は言う。「少数の悪質な例を見て、(代理出産は)全て悪だと決め付けないで」
クレアもKBも自分の意思で代理母になると決めて後悔はなかったと言い、代理出産という選択肢を奪わないでほしいと訴えている。だが批判派はどんなルールを設けても、妊娠を契約の対象にし、子宮をレンタルすることの根底的な有害性は消せないと主張する。
結局のところ、見解の相違は生命と家族の定義そのものにあるのだ。
【関連記事】
【動画】国連が代理出産をやめるべきだと主張する理由とは?
メローニ首相が代理出産を激しく非難、イタリアでは普遍的犯罪





