トランプ「ノーベル賞級」の停戦が頓挫 ──タイ・カンボジア国境
Trump ‘Nobel’ Peace Deal Halted
当初、タイ軍は兵士2人の負傷を報告。1人は足首の骨折、もう1人は「圧迫による胸の違和感」を訴えているとした。バンコク・ポスト紙は、さらに1人が眼を負傷し、別の1人は右ふくらはぎに破片傷を負い、他の兵士のうち1人は片足を失ったと報じている。
7月の国境紛争以降、タイ兵が地雷に巻き込まれたのはこれで7件目だ。地雷による負傷者は18人に達し、前回8月の被害では1人が足を失った。
ナタポン・ナークパニット国防相は、今回の爆発は「タイ軍がカンボジア軍を押し戻していた地域」で発生したと述べ、カンボジア側が新たに地雷を設置したのかどうか調査を進めているとした。
カンボジアとタイ間の紛争は、トランプが「第2期政権で終結に貢献した」と主張する8つの紛争のうちの1つである。
カンボジアのフン首相は8月7日にフェイスブック上で公開されたノーベル賞委員会宛ての推薦状の中で、「壊滅的な紛争を回避するためのタイミングの良い介入は、多くの命を救い、両国間の平和回復への道を開いた」と述べている。





