[台北 15日 ロイター] - 台湾の林佳竜外交部長(外相に相当)は15日、ミ⁠ュンヘン安全保障会議での中国外相の演説に反発し、「中国こそが安全保障に対する真の脅威であり、国連の⁠平和原則を堅持していると偽善的に主張している」⁠と一蹴した。

中国の王毅外相は14日に演説で、一部の国が「台湾を中国から分離させようとしている」と警告し、台湾を巡る緊張につ⁠いて日本を非難したほか、国連憲章の順守の重要性を⁠強⁠調した。

林氏は声明で、歴史的事実、客観的現実、国際法のいずれから見ても、台湾の主権が中国に属したことは一度もないと強調。

王氏が国⁠連憲章の目的を堅持していると「自慢」し、地域の緊張を他国のせいにしていると指摘した。「実際、中国は最近周辺地域で軍事挑発を行い、武力行使や威嚇の禁止という国連憲章の原則に⁠公然と繰り返し違反している」とし「『言行不一致の覇権主義的思考』を改めて露呈させた」と述べた。

林氏ら台湾の高官はミュンヘン会議に招待されていない。

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