【インタビュー】「4回転の神」イリヤ・マリニンが語った「五輪後の目標」...「5回転ジャンプ」も既に成功か
SKATING TO VICTORY
4回転の神、マリニン(昨年12月4日、名古屋のIGアリーナで) TANG XINYUーVCG/GETTY IMAGES
<フィギュアスケートの歴史を塗り替えたマリニンから、女子の個性派アリサ・リウまで、選手へのインタビューで見えた「アメリカ・フィギュアの黄金期」>
氷上でイリア・マリニン(21)が想像を超える偉業をやってのけたのは、17歳の時だった。
前向きに踏み切り、空中で体を4回半回転させ、片足で着氷──フィギュアスケート史上最も難しいジャンプであるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を世界で初めて成功させた。2022年9月に米ニューヨーク州で開催されたUSインターナショナルクラシックでのことだ。
【クイズ】フィギュアスケートで初めて「4回転ジャンプ」を成功させた選手は?
その後もこの大技を大舞台で何度も成功させたマリニンは、「クワッドゴッド(4回転の王)」の異名を取るようになった。
しかし、これは伝説の始まりにすぎなかった。マリニンはフィギュアスケートという競技とその未来を様変わりさせ続けてきた。そして、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでいよいよ五輪にデビューする。
昨年12月、米ペンシルべニア大学のアイスリンクで行われたアイスショーを前に、マリニンが本誌のインタビューに応じた。
この時は、日本の名古屋で行われたグランプリファイナルから帰国したばかり。この大会のフリースケーティングでは、史上最多の7回の4回転ジャンプを成功させ、史上最高の238.24点を獲得。自身が持っていた228.97点の世界最高記録を塗り替えた。
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