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「肌が焼ける痛み」で銃乱射を止める...米企業「ブルナ」の非致死性護身用デバイスの「威力」とは?

Company Offers Non-Lethal Self-Defense Option to Schools, Houses of Worship

2025年11月4日(火)18時40分
ピーター・エイトキン

「この弾は人に命中すると爆発して粉末の雲を発生させる。その粉末が肌や目、呼吸器に付着することで、まるで肌が焼けるような強烈な刺激を与えるんだ」とガンツ氏は説明する。

「本当に焼けるような感覚になる。目は反射的に閉じてしまうし、我々はこれを『一時的な失明』と呼んでいる。呼吸も苦しくなって、たいていの人は手に持っているものをその場で落とす」

「目の激しい痛みに耐えきれず、目を押さえようとするし、膝をついてうずくまることになる...。攻撃者を制止するには非常に効果的なんだ」

ガンツ氏によると、ブルナに使われているのは唐辛子由来のスプレーで、その効果は生理的ではなく神経的な反応に基づくという。つまり、実際に身体が損傷を受けるわけではなく、脳が「痛み」として錯覚することで強い苦痛を引き起こす。これは一般的な催涙スプレーと同様の仕組みだ。

「通常の催涙スプレーは『至近距離用の武器』だ。相手との距離がせいぜい1.5〜2メートル程度でないと効果を発揮しにくい」とガンツ氏は語る。

デバイスの認知も徐々に広がっている。同社はハーバード大学とスタンフォード大学による調査を紹介し、調査では、非致死性の個人防衛手段に対する銃所有者の意識の変化を分析する中で、ブルナが具体的な事例として使用されたと話す。同社は、同製品が調査対象として「唯一使用された」と強調している。

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