米ロ首脳会談の失敗は必然だった...トランプはどこで間違えたのか
トランプのロシアへの姿勢はコロコロ変わっている
首脳会談の後も膠着状態が続けば、トランプのメンツはつぶれて無能という印象を持たれかねない。しかしそうかといって、ウクライナの同意やヨーロッパ諸国の協力を取り付けずにプーチンの要求に屈すれば、トランプがネビル・チェンバレン元英首相と重ね合わせて批判されることは避けられないだろう。チェンバレンは、1938年のミュンヘン会談でナチス・ドイツのヒトラーに譲歩した英首相である。
今回の米ロ首脳会談で到達できた可能性のあった最善のシナリオは、領土の問題を棚上げにして現在の前線を維持する形で停戦するというものだったのだろう。
朝鮮戦争後の「休戦」状態が、優に半世紀以上も続いている韓国と北朝鮮のケースは、1つのモデルといえたかもしれない。
トランプは最近、プーチンの攻撃的な姿勢が続いていることを受けて、ロシア寄りの姿勢を大きく転換させていた。例えば、ロシア産の石油や天然ガスを輸入する国に「2次関税」を課す可能性を示唆している。実際に導入されれば、苦しい状況に置かれているロシア経済に追い打ちをかけることになるだろう。
13日には、プーチンが和平に合意しなければ「深刻な結果」を招くと警告している。
しかし、今回の首脳会談が浮き彫りにしたように、近い将来に和平合意がまとまる可能性は乏しい。仮に停戦で合意したとしても、ウクライナの領土が恒久的に割譲されなければ、プーチンが長く停戦を守るとは考えにくいと、大半の外交関係者もゼレンスキーも考えている。
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