現代のDVにつながっている例も...日本兵たちの「戦争トラウマ」が数十年後にまで影響
「父も大変だった...自分は永遠に責め続けるのか」
尾添は、虐待の被害者でありながら、長い間、自分を責めていた。祖父が父にどんな虐待をしていたか知っていたため、心のどこかで「父も大変だった」と感じ、「そんな父を、自分は永遠に責め続けるのか」と葛藤してきた。尾添は親と離れ、自責の念を消すために、何が背後にあったのかを徹底的に考えた。その結果、尾添が行き着いたのは、ただ1人、尾添を人間として扱ってくれた祖父の戦争だった。(190ページより)
言うまでもなく本書では他にもさまざまなケースが取り上げられているが、とりわけ尾添のこの体験は、祖父から子へ、子から孫へと戦争トラウマが引き継がれていくことを明確に示していると言えそうだ。

『ルポ 戦争トラウマ
――日本兵たちの心の傷にいま向き合う』
後藤遼太、大久保真紀・著
朝日新書
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[筆者]
印南敦史
1962年生まれ。東京都出身。作家、書評家。広告代理店勤務時代にライターとして活動開始。他に、ライフハッカー[日本版]、東洋経済オンライン、サライ.jpなどで連載を持つほか、「ダ・ヴィンチ」などにも寄稿。ベストセラーとなった『遅読家のための読書術』(ダイヤモンド社)をはじめ、『読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術』(星海社新書)、『人と会っても疲れない コミュ障のための聴き方・話し方』(日本実業出版社)など著作多数。2020年6月、日本一ネットにより「書評執筆本数日本一」に認定された。最新刊は『現代人のための 読書入門』(光文社新書)。
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