中国がガザ紛争の「救世主」に名乗り...パレスチナ問題「介入」の、平和とは程遠い目的とは?
China Weighs In on Gaza War

中国はパレスチナ問題ではパレスチナを支持している Esfera-shutterstock
<中国がパレスチナ問題への関与を示唆するような発言を行ったが、中国の思惑は「平和」とは別のところにあるようだ>
中国外交部は8月5日、北京でアラブ諸国の外交官を集めた会合を開催した。その中で、「現在、パレスチナ問題は極めて重要な局面にある」と指摘。そのうえで、ガザ紛争の終結に向けたアラブ諸国の取り組みを支持する姿勢を改めて表明した。
中国の翟雋(チャイ・チュン)中東問題特使は、「中国はパレスチナ人民、正義、そして道徳の側にしっかりと立っている」と中国によるパレスチナ擁護の姿勢を改めて表明した。
本誌は、米国務省にコメントを求めている。
翟は会合の中で、「中国はガザ地区での停戦、人道支援の継続、ヨルダン川西岸の安定化、『二国家解決(イスラエルとパレスチナ両方が国家として併存することによる解決)』によるパレスチナ問題の解決に向けた確固たる基盤の確立が必要だ」と指摘。
そして、「中国はアラブ諸国による団結の強化と、パレスチナ問題におけるより大きな役割の発揮を支持する。アラブ諸国を含む国際社会と協力し、『二国家解決』の原則に基づく、包括的で公正かつ持続可能な解決の早期実現に向けて取り組む用意がある」とパレスチナ問題への介入の可能性を示唆した。
それに対し、アラブ諸国は「占領下のパレスチナ領土におけるイスラエルの暴力、封鎖、飢餓作戦、ならびにパレスチナの土地を侵害し、その人口構成を強制的に変えようとするいかなる行為も、断固として反対し、非難する」と表明した。
中国に対しては「今後もパレスチナ問題において公正な立場を堅持すること、そして、パレスチナ人が未来を自ら決定し、最終的には独立したパレスチナ国家の樹立を実現するため、より建設的な役割を果たすことを期待する」と、中国のパレスチナ寄りの関与を歓迎するような旨の発言を行った。
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