「これが自衛ですか?これは戦争犯罪です」...パレスチナ大使が語ったイスラエルとの葛藤とハマスへの思い

2025年7月12日(土)17時08分
山田敏弘(国際ジャーナリスト)

私たちは停戦を望んでいません。私たちは、イスラエルによるすべてのパレスチナ領土の軍事占領の終結を望んでいます。私たちの国から出て行け、と。ヨルダン川西岸と東エルサレムから出て行け、と。1967年の国境に戻るべきだ。

──その要求に応じるまでは抵抗をやめない。

あらゆる抵抗をやめない。ただ私は、ハマスがすべての民間人人質を解放し、イスラエルが刑務所に収容しているすべての民間人人質と軍事捕虜を交換すべきだと、心から信じていて、支持します。それは約10000人です。イスラエルの刑務所から全員を解放し、ガザから全員を解放し、その後イスラエルが撤退し、1967年の国境に戻り、私たちと彼らの間に壁を築き、占領を終わらせ、私たちを放っておいてほしいのです。そうすれば、私たちは国を再建できます。

イスラエルは私たちの経済からお金を稼いでいる。彼らは私たちに水を売り、電気を売り、食料を売り、私たちの税金を奪い、今日の私たちの税金は20億ドル以上も彼らが握っています。

──G7はイスラエルを支持している。

フランス、ドイツ、ドイツ、イギリスは皆武器を提供しています。アメリカも武器を提供しています。日本だけが武器を提供していません。G7を私は信用しません。

ハマスとイスラエルが人質を解放します。そして、よし、ガザを再建するとなりますが、私たちはまだ占領下にある。私たちは座って、自由なパレスチナやパレスチナ国家をあと50年も待つと思いますか? とんでもない。私たちに国家を与えろと言いたい。私たちは自由を望んでいます。今日、明日ではなく、一年後でもなく、自由を望んでいます。

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