膀胱結石で苦しむ犬を路上で発見...保護団体が元飼い主に送った「非難しない手紙」
Rescuers Have Message for Owner Who Dumped Sick Dog: 'In a Lot of Pain'
「あなたの小さな子は保護され、いまは安全です。おそらく、家の中で彼女が頻繁におしっこや出血をして、床やカーペットを汚していたのがとてもストレスだったのでしょう。掃除も大変だったと思います。でも彼女は、そうしたことであなたを失望させたかったわけじゃないんです。きっとあなたのことを愛していたはず。彼女は誰にでも愛情深く接します。彼女は本当に、苦しんでいました」
Animal Rescue League of NHのCOO(最高執行責任者)ナオミ・スティーブンス氏によると、5月20日、地元の警察が夜間用のケンネル(警察関係者のみがアクセス可能)に1匹の小さな犬を連れてきたのが発見のきっかけだった。
「見た瞬間に、これはおかしいと感じました。とても痩せていて、尿焼けがひどく、少ししか出ない血混じりのおしっこをしようと苦しんでいたんです」とスティーブンス氏は本誌に語っている。
すぐに迷子犬の情報を確認し、Facebookの「迷い犬・保護犬」グループを調査。警察も町内で登録されている犬の情報と照合したが、該当する犬はいなかった。
「誰も彼女を探していないのは明らかでした。捨てられたのか、逃げ出しても放置されたのか...でも、誰かが『この子のことは他人に任せよう』と判断したのだと思います」