最新記事
対中関税

自信過剰な発言を繰り返す中国...実は「関税の影響」に戦々恐々? 極秘「ホワイトリスト」作成か

China Quietly Exempts Key US Goods From Tariffs: Report

2025年5月1日(木)18時05分
シェーン・クロウチャー

中国は重要鉱物の輸出管理措置などでアメリカと対抗しているものの、トランプ関税の影響からは逃れられないようだ。

実際、米国からの輸入品に対する高関税の影響は、中国製品に対する輸出注文の減速として、直近の製造業購買担当者向け月次調査に表れている。例えば、中国物流購買連合会(CFLP)の公式調査によると、4月の輸出注文が鈍化した。


中国国家統計局が発表している製造業購買担当者指数(PMI)を見ると、近年は50前後を行ったり来たりしている。4月には3月の50.5から49.0に下落した(PMIは景況感を示す指標。50を基準に、50以上で拡大、50未満で縮小となる)。

金融情報サービス会社である財新はレポートの中で、同じく50.4と、前月の51.2から低下したとした。

「全体として、4月の供給と需要の拡大は減速し、輸出は鈍化、雇用はわずかに縮小した。製造業者は在庫削減を試み、物流には遅延が生じ、価格には依然として下押し圧力がかかっている。市場の楽観度は大幅に弱まった」

キャピタル・エコノミクスの黄子春(ホワン・ツーチュン)は、「PMIの急落は、関税の影響を過度に示している可能性があるが、それでも外需の冷え込みにより中国経済が圧力を受けていることを示唆している」と、はレポートで述べている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

タイ政府が大型建設を一時停止、クレーン落下の死亡事

ビジネス

ポピュリズムに毅然と対応を、英中銀総裁表明 経済リ

ビジネス

ポルシェの25年販売、10%減 中国需要の低迷響く

ワールド

ブルガリア大統領、総選挙実施を発表 組閣行き詰まる
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑について野次られ「中指を立てる」!
  • 3
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 4
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 5
    イランの体制転換は秒読み? イラン国民が「打倒ハ…
  • 6
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 7
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 8
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 9
    イランの大規模デモ弾圧を可能にした中国の監視技術─…
  • 10
    日中関係悪化は日本の経済、企業にどれほどの影響を…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 8
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中