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荒川河畔の原住民⑬

ホームレスは助け合うのか、それとも冷淡で孤独なのか...不思議な「兄弟分」の物語

2024年11月27日(水)18時45分
文・写真:趙海成

まず、修理代は双方が事前に約束したものなので、履行されなければならない。次に、桂さんは斉藤さんが4000円を節約する手助けをし、そのために労働と時間を差し出した。しかも斉藤さんに自分の自転車を無償で貸してあげた。

私が斉藤さんだったら、きっと1000円にチップを加えただろう。

荒川河川敷のホームレス

桂さんの指導のもと、斉藤さんも釣りを覚えた

ただ信頼できる友人が隣にいることの素晴らしさ

振り返れば、桂さんが斉藤さんにした最大の手助けは、3年前に彼をこのラッキーな場所に連れて来て、彼のために新しい家を建ててあげたことだ。斉藤さんはここを「天国」と呼ぶほどである。

桂さんは家を建ててあげただけでなく、川で魚を釣る方法やエビを捕まえる方法、冬の寒さや夏の暑さをどのように乗り越えるかなど、野外生活のテクニックを斉藤さんにたくさん教えた。

桂さんは斉藤さんのためにいろいろな手伝けをしているようだが、一方で、斉藤さんが桂さんのために何かしているようには見えなかった。これは桂さんが有能すぎて、人を助けるのが好きな性分だから、としか言いようがないだろう。

しかし、私は何度か、斉藤さんがボランティア団体からもらったカップラーメンなどの食料を桂さんにあげている場面は見た。桂さんが気を遣わずに受け取れるように、斉藤さんはわざわざ「私は食べ慣れていないから」と強調していた。

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