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フーシ派がロシアの悪名高い武器商人と手を結び、紅海はますます危険の海に

Viktor Bout Helps Maritime Terror

2024年10月29日(火)11時06分
エリザベス・ブロー(米アトランティック・カウンシル上級研究員)

例えば今月10日、フーシ派はリベリア船籍の船舶をドローンとミサイルで攻撃した。9月にはイスラエルに向けてミサイル1発を発射したが、これはイスラエルによって迎撃されている。

この時に使ったのは超音速ミサイルだったというのがフーシ派の言い分だが、その可能性は低い。だがフーシ派の攻撃の主眼は、「次は何が来るか」と世界を怖がらせることにある。そして米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によれば、フーシ派はボウトとさらなる武器の納入に向けて交渉を行っているという。


ボウトは世界で最も悪名高い武器商人だ。「死の商人」とも呼ばれ、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のための仕事もしてきた。

だが2008年、米捜査当局が、おとり捜査によってタイでボウトを逮捕。ボウトはアメリカに移送され、2011年アメリカ人殺害の共謀などの罪で禁錮25年の判決を受けた。「彼は地上で最も危険な人物の1人だ」と、逮捕作戦を指揮したマイケル・ブラウンは2010年、CBSの報道番組『60ミニッツ』で述べている。

だが2年前、米政府はロシアで収監されていた米国籍のバスケットボール選手とボウトの身柄を交換することを決めた。捜査当局の関係者、それにボウトが売りさばいた武器がどれほどの災厄をもたらしたかを知る米軍関係者はショックを受けた。

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