2023年の北半球、過去2000年で最も暑い夏──温暖化が劇的に進行
2023年の北半球の夏は、過去2000年という期間で見ても最も暑かったことが、14日に公表された研究論文で明らかにされた。写真はギリシャのエブロス県で2023年9月、山火事の消火活動を行うチェコの消防隊員(2024年 ロイター/Alexandros Avramidis)
2023年の北半球の夏は、過去2000年という期間で見ても最も暑かったことが、14日に公表された研究論文で明らかにされた。
既に複数の科学者が、23年6─8月の北半球の気温は記録が残されている1940年代以降で最も高かったと認定している。
ただ科学誌ネイチャーに掲載された論文によると、23年の暑さは、気象記録をもっとさかのぼって1800年代半ばまでたどるとともに、樹木の年輪分析を通じた気温データに基づいても、比類ないものだった。
23年の北緯30度から90度までの陸上の夏の気温は、産業革命前の平均と比べると摂氏2.07度上回った。また年輪データを踏まえれば、紀元直後から1890年までの推定平均気温より2.2度も高くなったという。
論文の共著者でヨハネス・グーテンベルク大学の気象科学者、ヤン・エスパー氏は「非常に長い歴史に目を向ければ、最近の地球温暖化がいかに劇的かが分かる」と述べた。
エスパー氏は、23年の強烈な暑さは、エルニーニョ現象によって増幅されて「より長くより深刻な熱波」をもたらし、干ばつを長期化させたと指摘した。
アマゾンに飛びます
2025年12月9日号(12月2日発売)は「日本時代劇の挑戦」特集。『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』 ……世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』/岡田准一 ロングインタビュー
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/web系SE・PG/港区虎ノ門/東京都
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
外資系企業の「労務スタッフ」土日祝休/フレックス/リモートOK
VISTRA Japan株式会社
- 東京都
- 月給30万円~45万8,000円
- 正社員
-
総務/外資系証券会社の総務/平日週5日勤務/年間休日120日
ワークスアイディ株式会社
- 東京都
- 月給25万円~30万円
- 正社員
-
外資系企業の「労務スタッフ」土日祝休/フレックス/リモートOK
VISTRA Japan株式会社
- 東京都
- 月給30万円~45万8,000円
- 正社員





