最新記事
事件

あまりの激しさで上半身があらわになる女性も...スーパーで買い物客7人が「大乱闘」を繰り広げる動画が話題に

Violent Brawl Breaks Out at Walmart

2024年2月5日(月)16時45分
アリス・ハイアム
ウォルマート店内の様子

ウォルマート店内の様子(2019年11月10日、オハイオ州コロンバス) Eric Glenn-Shuttertstock

<ウォルマートではこれまでにも客同士のけんかやトラブルの映像が撮影されてきた>

オンラインに投稿された複数の動画によると、どこかのウォルマートで派手な乱闘が勃発したようだ。

【映像】上半身を露出する女性も...米スーパーで買い物客7人が大乱闘

ここ数日、X(旧ツイッター)に何度も投稿されている動画には、買い物客同士がセルフレジで大乱闘を繰り広げる様子が映っている。映像を見る限り、けんかに参加しているのは少なくとも7人。この動画がいつどこで撮影されたものかについて、本誌はまだ正確な情報を入手できていない。乱闘に至った理由も不明だ。

ウォルマートの広報担当者は本誌の取材に対し、「従業員と買い物客の安全が最優先だ。店内での暴力は決して許されない」と述べている。

食料品店での争いごとを捉えた動画は珍しくない。2023年9月には、ウォルマート店内での約25人を巻き込んだ乱闘の様子がソーシャルメディアで拡散された。この乱闘もセルフレジで起きたもので、ゲームニュースサイト「Dexerto」は、「ウォルマート版『アベンジャーズ/エンドゲーム』」と形容している。

最新の動画の乱闘は、主に4人の女性によって行われているように見える。40秒の映像の中で、赤と黄のワンピースを着た女性が床に倒れたピンクのショートパンツ姿の女性を殴り、すぐ近くでは、白いTシャツの女性とベージュのワンピースを着た女性が取っ組み合っている。赤と黄の服の女性は乱闘中にずり下げられたか、あるいは破られたのか、上半身が露わになってしまう。

その周りでも、青いミニドレスの女性が上下とも黒い服を着た女性の腕を後ろに引っ張り、何もできないよう制止している。なかには保護者の元に行こうとしているのか、乱闘に近づこうとする子どもの姿まである。

この格闘には、Xユーザーから多くの反響が寄せられている。アダム(@adam43x)は、「ウォルマートはサンダードームに改称すべきだね」と綴り、メル・ギブソンが主演した1985年の映画『マッドマックス/サンダードーム』と関連付けた。

アリゾナ州の地方紙「アズ・セントラル」によれば、同州のブルヘッドシティ警察も最近、州道95号線とモハーベ・ドライブの交差点からほど近いウォルマートでけんかが発生したとの通報を受けて出動している。同署の広報担当エミリー・フロメルトによれば、口論が暴力に発展し、売り場の食品が武器として使用されたという。

この事件では、ガラス瓶を投げられた男性が負傷。現場で救急隊の手当てを受けた。フロメルトによると、容疑者には逮捕状が発行され、暴行と治安紊乱(びんらん)罪に問われることになるという。

(翻訳:ガリレオ)

ニューズウィーク日本版 2029年 火星の旅
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年5月20日号(5月13日発売)は「2029年 火星の旅」特集。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、シリア暫定大統領と会談 イスラエルとの

ワールド

米特使、16日にトルコ入り ウクライナ停戦協議で

ビジネス

物価目標に向け進展、関税で見通しに懸念=ジェファー

ワールド

カタール、ボーイング航空機購入契約に署名 2000
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2029年 火星の旅
特集:2029年 火星の旅
2025年5月20日号(5/13発売)

トランプが「2029年の火星に到着」を宣言。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    加齢による「筋肉量の減少」をどう防ぐのか?...最新研究が示す運動との相乗効果
  • 2
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 3
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因は農薬と地下水か?【最新研究】
  • 4
    トランプ「薬価引き下げ」大統領令でも、なぜか製薬…
  • 5
    iPhone泥棒から届いた「Apple風SMS」...見抜いた被害…
  • 6
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 7
    終始カメラを避ける「謎ムーブ」...24歳年下恋人とメ…
  • 8
    サメによる「攻撃」増加の原因は「インフルエンサー…
  • 9
    あなたの下駄箱にも? 「高額転売」されている「一見…
  • 10
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 3
    加齢による「筋肉量の減少」をどう防ぐのか?...最新研究が示す運動との相乗効果
  • 4
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因…
  • 5
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 6
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 7
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 8
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 9
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 10
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 6
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 8
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 9
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 10
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中