日経平均は4日続落、朝高後に軟化 原油高が重し
3月17日、東京株式市場で日経平均は4日続落し、前営業日比50円76銭安の5万3700円39銭で取引を終えた。写真は2024年12月、東京証券取引所で撮影(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Mayu Sakoda
[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落し、前営業日比50円76銭安の5万3700円39銭で取引を終えた。朝方は米株高の流れを引き継ぎ、底堅く推移していたが、徐々に軟化し、マイナス圏に転落した。中東情勢への警戒感が根強い中、原油先物が再び上昇基調となったことが投資家心理の重しとなった。TOPIXは反発した。
三井住友信託銀行の瀬良礼子シニアマーケットストラテジストは「イラン情勢の決着の目処がつかない。世界経済への下振れリスクが警戒される中、ドル/円や原油価格の動向に神経質に反応するようになっている」とコメントした。
朝方は米国市場で原油価格が下落し株高となったことを好感する買いが広がったが、取引時間中は原油価格が上昇基調に転じた。ホルムズ海峡が事実上封鎖される中、トランプ米大統領がタンカー航行支援のため艦船派遣を求めているが、同盟国が拒否していることで供給懸念が強まったことなどが背景となった。
日経平均は535円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、637円高の5万4388円43銭まで上昇した。その後は5万4000円を軸にした小動きの展開となったが、後場終盤に軟化しマイナス圏に沈んだ。米WTI先物が一時、4ドル(5%)超高の98ドル付近と100ドルの大台に再び接近したことなどが嫌気された。
TOPIXは反発し、0.45%高の3627.07ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.45%高の1869.21ポイントだった。プライム市場の売買代金は6兆1302億7300万円だった。
東証33業種では、値上がりが海運、鉱業、石油・石炭製品、医薬品、卸売など25業種、値下がりが非鉄金属、その他製品、ガラス・土石製品など8業種となった。
主力株では、アドバンテストが2%超安、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンが0.50─1%超下落し、3銘柄で日経平均を243円程度押し下げた。フジクラ、レーザーテックは4─5%超安となった。
半面、川崎汽船、第一三共、日本郵船は5─6%超上昇した。ファーストリテイリングは小幅高となった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.62%安の750.72ポイントと、反落した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1007銘柄(63%)、値下がりは524銘柄(32%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 53700.39 -50.76 54286.26 53,482.59─
54,388.43
TOPIX 3627.07 +16.34 3647.32 3,612.72─3
,670.47
プライム市場指数 1869.21 +8.34 1880.00 1,861.99─1
,891.28
スタンダード市場指数 1688.21 -6.87 1705.59 1,686.98─1
,711.94
グロース市場指数 974.63 -15.04 996.34 971.45─1,0
02.97
グロース250指数 750.72 -12.38 768.56 747.96─774
.03
東証出来高(万株) 215363 東証売買代金(億 61302.73
円)





