スイス中銀、25年に外貨購入拡大 米関税でフラン高
スイス国立銀行(中央銀行)が17日発表した2025年の外貨購入額は、52億スイスフラン(約65億9000万ドル)相当で、24年の12億フランから増加した。写真は2011年8月、スイス・ベルンにある銀行で撮影(2026年 ロイター/Pascal Lauener)
John Revill
[チューリヒ 17日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)が17日発表した2025年の外貨購入額は、52億スイスフラン(約65億9000万ドル)相当で、24年の12億フランから増加した。
スイスフランは、トランプ米大統領が昨年4月に関税を発表したことを受けて急騰。スイス中銀はフラン高を抑制するために外貨買い入れを大幅に拡大した。
エコノミストは、スイス中銀は26年もフラン高を抑制するため介入をさらに強化する一方、政策金利は現行の0%で据え置くと予想している。スイス中銀は19日に政策決定を発表する予定。
スイス中銀は今月、米・イスラエルによるイラン攻撃による中東情勢緊迫でスイスフランが対ユーロで10年超ぶり高値に上昇したことを受け、為替介入姿勢を強めると表明した。フラン高はスイス輸出企業に打撃を与え、デフレを招く恐れがあり、異例の口先介入に打って出た。





