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日台関係

民進党と安倍派弱体化で日台の蜜月に暗雲...? 新政権下で目指していくべき方向とは?

THE HONEYMOON FADES

2024年1月15日(月)13時30分
野嶋 剛(ジャーナリスト、大東文化大学教授)

世論調査で「最も好きな国」を聞く質問で、圧倒的に日本人は台湾を選び、台湾人も圧倒的に日本を選ぶ。もともと台湾での対日好感度は高かったが、2011年の東日本大震災に対する台湾からの巨額の義援金で日本の対台湾好感度も急上昇した。台湾への「恩返し」の意味もあり、尖閣諸島の領有権をめぐる問題で13年に結ばれた日台漁業協定では、台湾側の尖閣諸島海域への入漁権を認める妥協に日本側は踏み切った。いずれも、民進党ではなく国民党の馬英九(マー・インチウ)政権下で起きたことだった。

政府間の対立に翻弄されがちな日中と比べて、日台には民意が流れをつくっていく強靭性がある。新政権下での日台は、民進党や安倍派に依存せずとも永続的に高いレベルで関係を維持できる、より強固な枠組みの構築を目指していくべきである。

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