日韓協力の新局面......通貨スワップ協定で経済を支える
日韓通貨スワップが終了した13年以降、韓国は各国との通貨スワップに取り組んだ。13年と14年にはUAE (200億ディルハム)、オーストラリア(120億豪ドル)などと通貨スワップ協定を締結、17年と18年にはカナダ(カナダドル・無制限)、スイス(100億スイスフラン)と締結したが、いずれも相手国通貨で、米ドルはチェンマイ・イニシアチブ(CMI・384億米ドル)の多国間通貨スワップと再開した日韓通貨スワップのみである。ユーロ、円、ポンドの通貨スワップはない。
韓国経済の外貨流動性危機と対策
韓国はコロナ禍中、2度にわたって流動性外貨不足に陥った。十分な外貨準備があると豪語するが、外貨準備は国債や社債が9割近くを占めるなど現金化は容易ではない。2020年3月から6月にかけ、国策銀行の韓国輸出入銀行が外貨不足に陥った。輸出入銀行の流動性外貨が不足すると輸入代金の支払いに支障が出る。輸出入銀行はサムスンに泣きついて外貨を調達した。
同年3月、韓国は米国と600億ドルを上限とする時限スワップを締結した。コロナ・パンデミックが米ドルに与える影響を懸念した米連邦準備理事会FRBが、韓国、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、シンガポールなど9か国と総額4500億ドルの時限通過スワップ協定を締結したのだ。米韓スワップは2度の延長を経て、21年12月31日に終了したが、期間中、韓国は198億7200万ドルを引き出している。
韓国の米ドル建て通貨スワップは、CMIの多国間スワップと日韓スワップの2つになったが、CMIにおける韓国の立場は支援国だ。被支援国に先立って引き出すと韓国経済の信用度に関わってくる。
日韓通貨スワップを利用して米ドルを引き出すと韓国経済に対する懸念が高まり、加えて日韓双方で批判が出るなど、期限とともに終了する可能性が否めない。韓国と取引する第三国に対し、米ドルを調達できるという安心感を与えるための一種の保険といえそうだ。
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