最新記事

ライフスタイル

「グラビア撮るなら娘を返せ」 シングルマザー教授、セクシーな魅力を封印されるのか

2023年3月27日(月)21時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
セクシーグラビアが趣味の大学教授ソン・リナさん

ソンさんのYouTube動画より「ハーバード博士課程1年目のための現実的助言」두구다(Doogooda) / YouTube

<シングルマザーが自らのセクシーさを披露するのはNGか?>

英国ロンドンの大学教授として在職中の韓国人女性ソン・リナさんが元夫から7歳の娘の親権や養育権変更を請求する訴訟を受けた。元夫は、ソンさんがうつ病の治療薬を服用した点と性的なグラビア写真を撮影したことなどを問題に指摘しているという。韓国経済など韓国メディアが報じた。

母であり大学教授であり、セクシーな女性でも......

元夫のA氏が特に問題にしたのが、ソンさんが昨年成人雑誌の"ミスコン"に出場して話題になった点だ。ソンさんは米カリフォルニア工科大学、イェール大学、ハーバード大学を経て、博士学位を取得したというプロフィールの持ち主。そんな女性がPLAYBOYのような成人雑誌「MAXIM」のミスコンに出場したとあって、大会出場時には韓国メディアでも話題になった。

ソンさんは、大会出場時には露出度の高いセクシーなグラビアを自身のSNSにアップ。コンテストの第1ラウンドで9位につけて第2ラウンド進出の権利を得たがそこで辞退した。

彼女はこのミスコン出場について、インタビューで「私が好きな趣味のことで少し悩んでいます。大学教授がセクシーな趣味をもってはいけないと思いますか? 私は露出のあるセクシーなグラビアを撮るのが趣味なんです」と明らかにした。

また自身のインスタグラムに「私はシングルマザーで、この世で誰より私の娘を愛するのは普通のお母さんたちと同じで当然だ」と投稿し、「私は私の仕事も恋もする。教授としてする研究、そして私の研究を通じてより多くの人々が恩恵を受けられるようにしたい。その夢を叶えるため、毎日一生懸命に生きている」と綴った。

さらにソンさんは「伝統的に教授たちが従った意思疎通の方法を離れ、もっといろいろな方法で、素敵な考えをもった人たちと私のアイデアを交わしてコミュニケーションしたい気持ちが大きい。私の活動について母親失格だと考えている方たちもいる。しかし、どんな職業と活動が正しいか正しくないかという価値判断は別として"母"としての資格を考えると、子供に最も重要なのは母の愛と関心だと思う。その部分に関してだけは私は他のお母さんたちとまったく違うところはないと思う。このような最も重要な部分が様々な問題で歪曲されてしまい、本当に心が痛い」と心境を明かした。

>>【動画】大学教授でシングルマザーでグラビアモデル

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

決算に厳しい目、FOMCは無風か=今週の米株式市場

ビジネス

中国工業部門企業利益、1─3月は4.3%増に鈍化 

ビジネス

米地銀リパブリック・ファーストが公的管理下に、同業

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、22年2月以来の低水準
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ」「ゲーム」「へのへのもへじ」

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 5

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 6

    走行中なのに運転手を殴打、バスは建物に衝突...衝撃…

  • 7

    ロシア軍「Mi8ヘリコプター」にウクライナ軍HIMARSが…

  • 8

    ロシア黒海艦隊「最古の艦艇」がウクライナ軍による…

  • 9

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 10

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 6

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 7

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 8

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 9

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 10

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中