最新記事

海洋生物

NYのビーチでサメを素手で引きずり上げる男性が撮影される

2022年8月17日(水)21時05分
若道いつき
サメ

(写真はイメージです) Pascale Gueret-iStock

<緊迫した引っ張り合いの末、男性はサメを浜に引きずり上げた>

現地時間14日午前、ニューヨーク州ファイアーアイランドのビーチで、男性がのたうち回るサメを素手で捕まえる映像が撮影された。

この動画はエミリー・マーレイ(@yessiryesher)によって撮影され、別のアカウント(@only_in_mastic)が2枚の写真とともにインスタグラムに投稿した。

映像は、海に戻ろうと暴れるサメを男性が浜に移動させようとしている場面から始まる。釣り糸を握った男性は噛まれないよう注意しながら陸上に引っ張り上げる機会をうかがっている。緊迫した格闘の末、とうとう男性は尾びれをつかんでサメを浜へと引きずり上げた。

アップロードされた写真には、サメを押さえる男性の隣にボルトカッターを持った別の男性の姿も確認できる。

この投稿は17日の時点で2500を超す「いいね」を記録。視聴したユーザーからは男性の行為に対する批判的なコメントも寄せられたが、現場にいたマーレイはニューヨーク・ポスト紙に対し、「釣りをしていたところに偶然サメが引っ掛かった」と語っている。

「釣り針を外してサメを自由にしようとしていただけ」

複数の報道によれば、このサメは同州で捕獲が禁じられているシロワニだとの見方が強い。ニューヨーク州環境保全省(NYSDEC)は、保護対象のサメが引っ掛かってしまった場合の対処法をウェブサイト上で紹介している。

「釣り人はただちに、極力彼らが生き残れるような方法でリリースしなければならない」

映像の男性らは最終的に釣り針を取り外し、このサメを海に戻したという。

【映像】素手でサメと格闘する男性がNYのビーチで撮影される

ニューズウィーク日本版 世界が尊敬する日本の小説36
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年9月16日/23日号(9月9日発売)は「世界が尊敬する日本の小説36」特集。優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

米FDA、イーライリリーやノボなどに警告書 医薬品

ワールド

インドネシア、EUと貿易協定で合意 来週署名へ=閣

ビジネス

ベトナム株、「第2新興国市場」への格上げに自信=財

ワールド

シンガポール非石油輸出、8月は前年比-11.3% 
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェイン・ジョンソンの、あまりの「激やせぶり」にネット騒然
  • 2
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、日本では定番商品「天国のようなアレ」を販売へ
  • 3
    中国は「アメリカなしでも繁栄できる」と豪語するが...最新経済統計が示す、中国の「虚勢」の実態
  • 4
    ケージを掃除中の飼い主にジャーマンシェパードがま…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    腹斜筋が「発火する」自重トレーニングとは?...硬く…
  • 8
    「なにこれ...」数カ月ぶりに帰宅した女性、本棚に出…
  • 9
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 10
    「この歩き方はおかしい?」幼い娘の様子に違和感...…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 5
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 6
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 7
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題…
  • 10
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 9
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 10
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中