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韓国のビーチに打ち上げられた超巨大クラゲ...温暖化で大量発生のペースが加速

Giant Venomous Jellyfish Undergoing Population Boom Terrifies the Internet

2022年8月12日(金)18時17分
ジェス・トムソン

韓国英字紙コリア・タイムズによれば、7月19日現在、慶尚南道沖では100平方メートルあたり最大10匹のクラゲが確認されている。韓国海域で大量発生したクラゲは、船から網やポンプを使って吸い上げられる予定だという。

エチゼンクラゲの大量発生は、歴史的には40年に1度程度だったが、近年ではほぼ毎年発生しており、気候変動の影響が指摘されている。

今回の画像が撮影された前年の2007年に、学術誌「プランクトン・アンド・ベントス・リサーチ」に発表された研究によると、大量発生の原因としては、中国沿岸海域での水温上昇、富栄養化(水生生態系においてリンや窒素などの植物栄養素の濃度が徐々に増加すること)、沿岸の改変、魚類の乱獲が考えられるという。

海水温は10年ごとに平均0.1度上昇しており、同研究が発表されてから15年間で、水温上昇がクラゲの大量発生に及ぼす影響は加速しているとみられる。

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