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日本再発見

ドイツ・アカデミー賞監督が日本の公衆トイレで映画撮影へ

2022年6月28日(火)19時45分
青葉やまと(Pen Onlineより転載)

ブルームバーグは、複数の清掃員たちが映画の主人公となり、そこには「『Shall we ダンス?』や『バベル』で知られるベテラン日本人俳優・役所広司が演じる役を含む」と報じた。

日本のトイレ事情は、これまでにも海外の興味をひいてきた。ブルームバーグは、欧米ではめずらしいウォシュレットが日本家庭の80%以上に導入されていると紹介している。戦後こそ下水道の普及の遅れが目立った日本だが、「いまではウォシュレットが日本文化とほぼ同義語となり、世界中に輸出されている」と記事はいう。

公園の一角から負のイメージを拭い去るこのプロジェクトも、建築とアートの力を生かした試みとして、映画化を通じてますます世界に知られることになるかもしれない。

【動画はこちら】
進行する「The Tokyo Toilet」プロジェクト


※当記事は「Pen Online」からの転載記事です。

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