最新記事

爬虫類

【映像】巨大ワニが近所を「散歩」するフロリダの日常

2022年4月21日(木)19時45分
若道いつき
ワニ

※動画は本文内で再生できます USA TODAY-YouTube

<住宅街に巨大ワニ、これも想定内?>

イースターの日曜、フロリダ州ベニスの住民は住宅街に現れた全長3メートルのアリゲーター(ワニ)に戦慄したことだろう。

17日にサラソタ郡保安官事務所がフェイスブックに投稿した動画には、尻尾の長い大きなワニがのそのそと住宅街を這う様子が映し出されている。自身の体重を支えきれないためなのか、数歩進むごとにお腹を地面に下ろして休息をとらずにはいられないようだ。撮影者は「ペットのワニを散歩させているところ」とジョークを飛ばす。やがて湖にたどり着くと、ワニの巨体は水の中へと消えていった。この動画は、21日の時点で56万回以上再生されている。

フロリダ州でワニに遭遇するのは珍しいことではない。

フロリダ州魚類野生生物保護委員会(FWC)のタミー・サップは、「フロリダ州の全郡には100万頭以上のワニが生息しているが、人間が深刻な被害に遭うことは稀」と語る。

もしワニを見かけたら、当然ながら安全な距離を保つ必要がある。ペットが狙われる可能性もあるため水辺に近づけてはいけない。犬の散歩中にワニに襲われる事故も発生している。一方で、ゴルフ場に出没するなど愉快なニュースとして取り上げられることもある。

生活圏が重なるだけに生活上の注意は不可欠だ。フロリダでワニが話題に上るとき、願わくば愉快な話題の方であってほしい。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

米、英の医薬品関税をゼロに NHS支出増と新薬価格

ビジネス

インタビュー:USスチール、28年実力利益2500

ワールド

ネタニヤフ氏、恩赦要請後初の出廷 大統領「最善の利

ワールド

ロシア安保会議書記、2日に中国外相と会談 軍事協力
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「世界一幸せな国」フィンランドの今...ノキアの携帯終了、戦争で観光業打撃、福祉費用が削減へ
  • 2
    【クイズ】1位は北海道で圧倒的...日本で2番目に「カニの漁獲量」が多い県は?
  • 3
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果のある「食べ物」はどれ?
  • 4
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 5
    中国の「かんしゃく外交」に日本は屈するな──冷静に…
  • 6
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙す…
  • 7
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 8
    600人超死亡、400万人超が被災...東南アジアの豪雨の…
  • 9
    メーガン妃の写真が「ダイアナ妃のコスプレ」だと批…
  • 10
    コンセントが足りない!...パナソニックが「四隅配置…
  • 1
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 2
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファール勢ぞろい ウクライナ空軍は戦闘機の「見本市」状態
  • 3
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 4
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体…
  • 5
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 6
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果の…
  • 7
    128人死亡、200人以上行方不明...香港最悪の火災現場…
  • 8
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 9
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 10
    子どもより高齢者を優遇する政府...世代間格差は5倍…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 7
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 8
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 9
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中