バチカン枢機卿、米・イスラエルに停戦求める 異例の直接発言
バチカンの最高外交責任者である教皇庁国務省長官のパロリン枢機卿は18日、拡大するイラン戦争をできるだけ早く終結させるようトランプ米大統領に求め、イスラエルもレバノンへの攻撃を停止すべきだと示唆した。ローマで昨年4月撮影(2026年 ロイター/Susana Vera)
Joshua McElwee
[ローマ 18日 ロイター] - バチカン(ローマ教皇庁)の最高外交責任者である教皇庁国務省長官のパロリン枢機卿は18日、拡大するイラン戦争をできるだけ早く終結させるようトランプ米大統領に求め、イスラエルもレバノンへの攻撃を停止すべきだと示唆した。
パロリン枢機卿は、イタリア議会でのイベントで、「(戦争を)できるだけ早く終結させ、レバノンをそっとしておくようにと言いたい。このメッセージはイスラエルにも向けられている」と記者団に述べた。
バチカンの外交官は通常、外国首脳に直接行動を求めず舞台裏で活動する。2013年から現職を務めるパロリン枢機卿は控えめな物腰で注目を避けることで知られ、今回の発言は異例の直接的な訴えとなった。
枢機卿は、紛争が激化し続けることを懸念していると述べ、トランプ氏ら世界の指導者に「外交と対話という平和的な手段で問題を解決する」よう求めた。
外交的な発言で知られるローマ教皇レオ14世はここ数日、イラン戦争終結を求める声を強めている。





