ベネズエラ暫定大統領が国防相解任、マドゥロ氏の腹心で対米強硬派
2026年1月8日、ベネズエラの首都カラカスで、米軍の攻撃により死亡した治安部隊員を追悼する式典に出席したロドリゲス暫定大統領とロペス将軍。 REUTERS/Leonardo Fernandez Viloria
[18日 ロイター] - ベネズエラのロドリゲス暫定大統領は18日、パドリノ国防相(62)を解任し、グスタボ・ゴンザレス・ロペス氏(65)を後任に起用すると発表した。ゴンサレス氏は1月、大統領警護隊の軍事防衛総局のトップに任命されていた。
ロドリゲス氏はメッセージアプリ「テレグラム」への投稿で「本日、国防相にグスタボ・ゴンサレス・ロペス氏を任命したことをお知らせする」と述べ、パドリノ氏にこれまでの任務遂行への謝意を示すとともに、新たなポストを提供すると付け加えた。
パドリノ氏は、トランプ米政権に拘束されたマドゥロ前大統領の長年にわたる側近で、11年にわたって軍を統括してきた。マドゥロ氏拘束直後にベネズエラは外国軍に徹底抗戦すると表明するなど、対米強硬派と目されてきた。
複数の関係者はロイターに対し、パドリノ氏はマドゥロ氏の拘束後に軍の動揺を抑える目的でこれまで政権に残されてきたものの、いずれ更迭される公算が大きいとの見方を示していた。
事情に詳しい関係者の1人は今回の人事についてロイターに対し、石油や鉱山開発または一部政治犯などの釈放に関する米国側の要求に従うというロドリゲス氏の方針に大きな軌道修正をもたらすことはないと説明。その上で「対米関係の仕事はごく少数の人々に集約され、そうした人々が(ロドリゲス氏から)最も信頼されていると考えられる。今回は単に、米国に対応する人物を任命しただけだと思う」と述べた。





