最新記事

ネット

「極太アナコンダに漁師が襲われている!」訳ではない

2022年1月27日(木)16時45分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
アナコンダ

(写真はイメージです) wrangel-iStock

<逃げようとするアナコンダを素手で掴んで楽しむ男>

映画ではない。船上の漁師が巨大なアナコンダの尻尾を両手で掴む恐ろしい映像が公開され、ネットユーザーからは困惑の声が上がっている。

動画は今月初め、アメリカで人気のニュース投稿サイト「レディット」の「Interesting as F**k(『クソ面白い』の意)」というフォーラムに投稿された。

巨大なアナコンダが人を襲っている──のではない。逆だ。男性の手から逃れようと暴れる大蛇を見て、ボート上の人々は叫んだり、笑い声をあげて楽しんでいるのが分かる。

20秒弱の動画の後半で、アナコンダはついに逃れることに成功する。

英国のネットニュースサイト「ユニラド」によると、この映像は2014年にブラジルで撮影されたものであり、ヘビに嫌がらせをした2人の男性にはそれぞれ600ドルの罰金が課されたという。

爬虫類学者のフランク・インディヴィリオは、「食後は消化のために陽当たりの良い暖かい場所を見つけ、何週間もじっとしていなければならない」と述べる。

「食事を消化するためには膨大なエネルギーが必要となり、ヘビの動きは鈍くなる」

「アナコンダは危険を察知すると、身を隠したり、戦ったり、あるいは逃げたりするために食べたものを吐き出すことがある」

コメント欄には、ゾッとしたユーザーの声が多数寄せられた。

「だから私は空気で顔が痛くなるようなところに住んでいる」

「これは海の怪獣であってヘビではない」

(27日時点で)この投稿は620万回以上再生され、3600件超のコメントが寄せられている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ナワリヌイ氏殺害、プーチン氏は命じず 米当局分析=

ビジネス

アングル:最高値のビットコイン、環境負荷論争も白熱

ビジネス

決算に厳しい目、FOMCは無風か=今週の米株式市場

ビジネス

中国工業部門企業利益、1─3月は4.3%増に鈍化 
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われた、史上初の「ドッグファイト」動画を米軍が公開

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    目の前の子の「お尻」に...! 真剣なバレエの練習中…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    美女モデルの人魚姫風「貝殻ドレス」、お腹の部分に…

  • 8

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 9

    「気持ち悪い」「恥ずかしい...」ジェニファー・ロペ…

  • 10

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 6

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 7

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 8

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 4

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中