最新記事

Kポップ

韓国ドラマで不動の人気「GOT7」ジニョン、米俳優デビューの「話はある」

K-Pop Star Jinyoung Keeps Busy

2021年9月10日(金)13時23分
スー・キム
パク・ジニョン

今のジニョンは全てが乗りに乗っている(ドラマ『悪魔判事』の1シーン) TVN

<この夏は自作のソロシングル「DIVE」をリリース。裁判官を演じた異色ドラマのヒットで俳優業も絶好調>

韓流スターには、歌、ダンス、演技と3拍子そろった才能の持ち主が多い。韓国の男性アイドルグループGOT7のパク・ジニョン(26)も、その1人。歌もダンスもこなし、現在は話題のドラマ『悪魔判事』に出演中だ。

俳優でシンガーソングライターのジニョンは、コロナ禍の間も「ありがたいことに、とても忙しかった」と言う。ソロシングル「DIVE」など新しいプロジェクトに取り組むジニョンが、本誌の独占取材で近況を語った。

自ら作詞・作曲した「DIVE」は、コロナ禍で自宅に籠もっている時期に、ファンへの贈り物として制作した。「コロナ禍の間も新しいプロジェクトを始めることができ、撮影に忙しかった。休みの日は家で休んで、映画をたくさん見た」と、ジニョンは言う。「(自分が感染して)制作を中断させたくなかったから、不要不急の活動を減らして、多くの時間を家で過ごした」

「DIVE」は7月29日のリリース直後に、米ビルボードの「ワールド・デジタル・ソング・セールス」チャートで12位に入った。明るくアップビートでバンドベースの「クールなサマーソング」だ。

「曲を作りながら、海をイメージしていた。誰でも海を見ると、その大きさを感じることができる」と、ジニョンは言う。曲を作るときは「歌詞を先に書く。メッセージは僕にとって最も大切だから」。

ジニョンは、所属するGOT7の楽曲も手掛ける。2014年にデビューしたGOT7は韓国のチャート1位を何度も手にし、ビルボードのチャート首位も4度獲得。19年には、アメリカのテレビ番組に数回出演した。

俳優デビューは『ドリームハイ2』

ジニョンはGOT7の活動を始める前から、俳優としてのキャリアを開始していた。12年には韓国ドラマ『ドリームハイ2』で、俳優としてデビューを果たしている。

「芸能界に入るのに、特に大きなきっかけがあったわけではない。自分が挑戦したかっただけ」と、ジニョンは言う。

ジニョンは今年1月、ハリウッドでも活躍する韓国のベテラン俳優イ・ビョンホンが立ち上げたBHエンターテインメントと専属契約を結んだ。

ジニョンの俳優としての最新作が、楽天VIKIで配信中の『悪魔判事』だ。舞台は、裁判が全国に生放送される架空の韓国。拝金主義と腐敗が全国民の目の前で暴露されるディストピアの物語だ。ジニョンは腐敗を追及する裁判官キム・ガオンを演じる。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

インドとパキスタン、停戦合意から一夜明け小康 トラ

ワールド

トランプ氏「ロシアとウクライナに素晴らしい日に」、

ビジネス

関税は生産性を低下させインフレを助長=クックFRB

ビジネス

トランプ政策になお不確実性、影響見極めに時間必要=
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノーパンツルックで美脚解放も「普段着」「手抜き」と酷評
  • 3
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦闘機を撃墜する「世界初」の映像をウクライナが公開
  • 4
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 5
    指に痛みが...皮膚を破って「異物」が出てきた様子を…
  • 6
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 7
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 8
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    「股間に顔」BLACKPINKリサ、ノーパンツルックで妖艶…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 3
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 4
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 5
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 6
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    SNSにはトップレス姿も...ヘイリー・ビーバー、ノー…
  • 9
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 10
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中