アングル:コーヒー相場に下落予想、「ココア型暴落」は再来するか
写真はカカオ豆を袋詰めする作業員。2月11日、コートジボワールのフェンゴロで撮影。REUTERS/Luc Gnago
Marcelo Teixeira
[タンパ(米フロリダ州) 18日 ロイター] - 一部のコーヒー業界専門家らはコーヒー市場とココア・チョコレート市場に類似性を見出し、チョコレートの原料が2024年に史上最高値を付けた後に暴落したのとちょうど同じように、コーヒー価格が今後数カ月内に急落すると予測している。
コーヒーがココアの価格下落基調を再現するかどうかは、米フロリダ州タンパで先週開催された全米コーヒー協会の年次大会で議論の焦点となった。
米ゼイナー社傘下のデカーリー・トレーディングのシニア商品ストラテジスト、カーリー・ガーナー氏は「もし暴落が起きなければ驚きだろう。コーヒーはまさに新たなココアだと考えている」と述べた。
ニューヨークのココア価格は生産国の悪天候で供給が不足したため、24年12月に1トン当たり1万2000ドル(約191万6000円)を超える史上最高値を付けた。しかし、ココア価格はそれからわずか1年余りで70%以上も急落した。メーカーは包装サイズの縮小したり、チョコレート菓子の原料をより安価なココアの代替品に変えたりするといった対応を行い、消費者は高級チョコレートの購入を控えた。
アラビカ種コーヒーもココア価格と同様、熱帯地域の悪天候による不作から価格が上昇した。トランプ米大統領の関税措置がコーヒー貿易に混乱をもたらし、25年2月には史上最高値を付け、高値圏で推移した。しかし、世界最大の生産国ブラジルで生産が急回復するとの見通しから価格は今年に入って下落基調となった。
ガーナー氏は「コーヒー価格は年末までに(1ポンド当たり)2ドルになると考えている」と述べた。高価格が需要を損なっているとみている。
アベレ・コモディティーズのコーヒーアナリスト、ディグビー・ビートソンハード氏はコーヒー価格が今年、さらに低い1ポンド当たり1.80ドルまで下落すると予想している。17日のニューヨーク市場の終値は1ポンド当たり約2.93ドルだった。
<コスト削減>
全米コーヒー協会が1月に国内で1500人を対象に実施した調査では、回答者の61%がコーヒーに支出する費用を抑える行動をとったことが分かった。カフェを訪れる回数を減らして自宅で飲む回数を増やした人もいれば、より安価なブランドに切り替えた人もいた。しかしながら、コーヒーを飲む人の人数は減少していないという。
世界最大級のコーヒー商社スカフィナのマネージング・パートナー兼トレーディング責任者であるデービッド・ベーレンツ氏は、業界もまたこうした状況に対応していると述べた。コロンビア産や中米産のコーヒーのようなより高価でマイルドなアラビカ種が市場シェアを低下させている一方で、より安価なロブスタ種の需要が伸びているという。
オランダの銀行ラボバンクのチーフコーヒーアナリストであるカルロス・メラ氏によると、コーヒー需要は25年に停滞し、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)前は年平均2.3%の需要拡大が歴史的に続いていたのに対して、昨年は全く伸びなかったという。
メラ氏はコーヒーの最近の価格下落がいずれ消費者に伝わり再び需要を押し上げるだろうと述べた。26年は2%伸びると予想している。
需要の数字は、コーヒーとココアの間に明確な違いがあることを示しており、コーヒー価格がココアほど下落するとは考えにくい、と見る向きがあるのもそのためだろう。
アナリストたちは、ブラジルの記録的な豊作が期待されているが、市場に価格引き下げの効果をあまりもたらさない可能性もあると述べた。
ブラジルの数十の農園のために営業を担当するクレベル・カストロ氏によると、農家は十分な資金力があるため、在庫を補充しながらある程度の量を蓄えておくとみられ、段階的に販売するだろうという。
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