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新型コロナウイルスWHO調査団が武漢の海鮮卸売市場視察 世界初の新型コロナ感染確認現場
世界保健機関(WHO)主導の国際調査団は世界初の新型コロナウイルス集団感染が確認された中国・武漢市の海鮮卸売市場を視察した。写真は武漢の市場に到着した調査団(2021年 ロイター/Thomas Peter)
世界保健機関(WHO)主導の国際調査団は31日、世界初の新型コロナウイルス集団感染が確認された中国・武漢市の海鮮卸売市場を視察した。同市場は昨年初めに閉鎖された後、内部に入ることが厳しく制限されている。
調査団は、治安部隊が厳重に警戒し、高い青色のフェンスの外側にさらにバリケードが築かれた海鮮卸売市場に到着したが、約1時間で現場を離れた。報道陣からの質問は一切受け付けなかった。
これに先立ち、2週間の隔離を終了した調査団は武漢市内の病院や各種市場を訪れ、ウイルスとの戦いをテーマにした展覧会も見学している。
調査団に属する専門家の1人、ピーター・ダスザク氏はツイッターに「本日、大変重要な場所である武漢の華南海鮮卸売市場を訪問した。われわれのチームが2019年末に広がり始めた新型コロナウイルス感染症を理解する上で非常に参考になり、大事だ」と投稿した。
専門家によると、感染源を究明する上で同市場の実施調査を行う意味はなお大きい。ただ調査団が現地入りするまでには相当な時間がかかり、米国政府は中国の専門家が先に調査を行ったことなどを批判している。
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