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欧州アルメニアとアゼルバイジャン、停戦合意後も双方が戦闘継続を非難

アルメニアとアゼルバイジャンは、係争地ナゴルノカラバフで現地時間18日午前0時から停戦することで合意したが、双方が相手方はその後も戦闘を続けていると非難している。写真は17日、戦闘で地面にできた穴を示すナゴルノカラバフ住人の男性(2020年 ロイター)
アルメニアとアゼルバイジャンは、係争地ナゴルノカラバフで現地時間18日午前0時から停戦することで合意したが、双方が相手方はその後も戦闘を続けていると非難している。
アゼルバイジャン国防省は、ナゴルノカラバフ自治州に隣接するアグダム地域がアルメニアの空爆を受け、ジャブライル県なども砲撃にさらされたとした上で、同国軍が「適切な報復措置」を行ったと発表した。
一方アルメニア側は、アゼルバイジャン軍が2度にわたる攻撃を行い、戦場から負傷兵を後送したいとの申し出を拒否したとしている。
ナゴルノカラバフはアゼルバイジャンに帰属するものの、アルメニア系住民が実効支配している地域。9月27日以降アルメニアとアゼルバイジャンの衝突で軍人や民間人に多くの犠牲者が発生していたが、ロシア、米国、フランスの呼び掛けなどに応じる形で停戦に合意していた。

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