最新記事

新型コロナウイルス

インドの感染者数は公式発表の10倍? 6300万人以上が感染した可能性も

2020年10月7日(水)17時20分
スー・キム

公式発表では、アメリカに次ぐ世界第2位の600万人以上とされているが… ANUSHREE FADNAVIS-REUTERS

<陽性者の割合が特に高いのは、都市部のスラム街に暮らす人々>

インドで確認されている新型コロナウイルスの感染者数は、アメリカに次ぐ世界2位の600万人以上。だが9月末に発表された研究結果によれば、実際の数字はその10倍の6300万人以上に上る可能性があるという。

インド医学研究評議会が8月半ば~9月半ばにかけて21州の2万9000人を対象に抗体検査を実施したところ、10歳以上のおよそ15人に1人に新型コロナの感染歴があることが明らかになった。抗体検査の陽性者の割合が特に高いのは、都市部のスラム街に暮らす人々で15.6%。一方、スラム街以外の都市部に暮らす人の陽性率は8.2%、農村部では4.4%だった。

インド医学研究評議会は全国的なロックダウン(都市封鎖)が続いていた5月にも、成人を対象に大規模な抗体検査を実施したが、当時の陽性率は0.73%で、感染歴のある人は推定640万人だった。こうした数字からも、この数カ月間でインドの感染が劇的に拡大している状況が分かる。

<本誌2020年10月13日号掲載>

ニュース速報

ワールド

ロシアのハッカー集団、米民主党やシンクタンク標的に

ビジネス

中国大手5行、第3四半期は減益 不良債権圧力増大の

ビジネス

新型コロナ巡る見通し悪化、ユーロ圏回復に打撃=伊中

ビジネス

米個人消費、9月は1.4%増で予想上回る インフレ

MAGAZINE

特集:ドイツ妄信の罠

2020-11・ 3号(10/27発売)

良くも悪くも日本人が特別視する国家・ドイツ──歴史問題や政治、経済で本当に学ぶべき点は

人気ランキング

  • 1

    菅首相は安倍首相に続き自滅か

  • 2

    「なぜ欲しいのかワケがわからない」文在寅の原潜計画にアメリカから疑念

  • 3

    日米豪印「クアッド」に走る亀裂──多国間連携で「反中国」より大事なこと

  • 4

    米総領事館に亡命申請にきた十代活動家を香港当局が…

  • 5

    日本で研究不正がはびこり、ノーベル賞級研究が不可…

  • 6

    韓国の高齢者貧困率が日本を超える理由

  • 7

    新しい原子力エンジンで火星への到達時間が半減?

  • 8

    「中国共産党は略奪者」 米国務長官ポンペオ、一帯一路…

  • 9

    「みんな承認欲求をこじらせている。それを意識して…

  • 10

    「ペンシルバニアで多くの黒人が棄権しない限りトラ…

  • 1

    世界が騒いだ中国・三峡ダムが「決壊し得ない」理由

  • 2

    決壊のほかにある、中国・三峡ダムの知られざる危険性

  • 3

    「ドイツは謝罪したから和解できた」という日本人の勘違い

  • 4

    菅首相は安倍首相に続き自滅か

  • 5

    女性との握手拒否で帰化認定が無効になった ドイツ

  • 6

    中国・青島市で冷凍食品から新型コロナウイルスが検…

  • 7

    黒人プラスサイズのヌードを「ポルノ」としてインス…

  • 8

    毎年ネットで「三峡ダム決壊!」がバズる理由

  • 9

    ボイジャー2号が太陽系外の星間物質の電子密度の上昇…

  • 10

    新しい原子力エンジンで火星への到達時間が半減?

  • 1

    世界が騒いだ中国・三峡ダムが「決壊し得ない」理由

  • 2

    スリランカが日本支援のライトレール計画を中止したのは......

  • 3

    日本学術会議は最後に大きな仕事をした

  • 4

    金正恩「女子大生クラブ」主要メンバー6人を公開処刑

  • 5

    習近平、中国海兵隊に号令「戦争に備えよ」

  • 6

    その数333基、世界一のダム輸出国・中国の「無責任」

  • 7

    注意喚起、 猛毒を持つふさふさの毛虫が米バージニア…

  • 8

    決壊のほかにある、中国・三峡ダムの知られざる危険性

  • 9

    「ドイツは謝罪したから和解できた」という日本人の…

  • 10

    中国のネットから消された「千人計画」と日本学術会…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月