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感染症対策

新型コロナウイルスのワクチンは1人約4200円 米政府の契約が世界の指標に

2020年7月31日(金)16時53分

J&Jは感染拡大している間は利益乗せずワクチンを販売

アナリストや薬価に詳しい専門家によれば、今回の価格は他の一般的なワクチンと同等であり、ニーズの切実さを考えれば、各国政府にとっては悪くない条件だという。

ポージェス氏は、「(米政府の契約は)新型コロナワクチンの価格設定という点で重要な指標になる」とした上で、ワクチンを開発する企業は世界中で同一の価格設定をめざすことになる可能性が高いと説明する。

ファイザー、モデルナ、メルクは、いずれも利益の出る価格でワクチンを供給する予定だと明らかにしている。

各国政府や財団、基金などは有望なワクチンを確保しようと躍起になっているが、最終的に開発に成功すると保証はない。

ジョンソン&ジョンソン(J&J)は先ごろ、ロイターの取材に対し、欧州連合(EU)、日本、ビル&メリンダ・ゲイツ財団とワクチン供給契約の交渉に入っていると答えている。

J&Jなど一部の製薬会社は、流行が広がっている間は利益の出ない価格でワクチンを販売する予定だと発表している。J&Jは価格の詳細については明らかにしていない。

アストラゼネカは、オックスフォード大学の研究者らと開発中のワクチンについて、12億ドルの先払いで3億回分を米国に提供することで合意している。1回分のコストは約4ドルと、ファイザーとビオンテックとの契約よりはるかに安い。

しかし、アストラゼネカは開発が失敗に終わった場合でも、この契約金で研究開発コストを埋め合わせることができる。

(翻訳:エァクレーレン)

[ロイター]


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