最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(12日現在)

2020年3月12日(木)18時37分

■米銀大手、企業融資など顧客支援を表明 新型コロナ巡り大統領と会合

米大手金融機関の首脳らは11日、ホワイトハウスで行われた新型コロナウイルスの感染拡大を巡るトランプ大統領との会合で、国内の金融システムは強固だとし、企業や消費者を支援する用意があると表明した。

■バフェット氏、バークシャー株主イベント開催是非を4月初め判断=オマハ市長

米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが毎年開催している株主を集めたイベントについて、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、1カ月前の4月1日ごろに決行するかどうかを判断する。バークシャー本社があるネブラスカ州オマハ市のサトザート市長が明らかにした。

■米ホワイトハウス、IT大手と新型コロナ対策を協議

米ホワイトハウスは11日、新型コロナウイルス対策について、国内の大手IT(情報技術)企業と協議した。ITを利用した新型コロナ対策や官民の協力体制が議題となった。

■トランプ米大統領、新型コロナ「流入」が最大の懸念事項とCEOらに表明─関係筋=CNBC

トランプ米大統領、新型コロナ「流入」が最大の懸念事項とCEOらに表明─関係筋=CNBC

■湾岸アラブ諸国でも新型コロナ拡大、クウェート全土休日に

新型コロナウイルス感染が湾岸アラブ諸国でも拡大している。カタールでは11日、感染者数が238人急増し、累計262人となった。

■英、300億ポンドの景気刺激策 新型コロナ受け新年度予算に

スナク英財務相は11日、新型コロナウイルス感染拡大による景気後退リスク阻止に向け、300億ポンド(390億ドル)規模の景気刺激策を盛り込んだ新年度予算を発表した。刺激策の規模は1992年以来最大となる。

■新型コロナは「パンデミック」に相当、WHO事務局長が表明

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、新型コロナウイルス感染拡大は「パンデミック(世界的な大流行)」に相当すると表明し、現時点ではイタリアとイランが感染拡大の最前線となっているが、他の国もまもなく同様の状況に陥る恐れがあると警告した。

■カナダ、7.28億ドルの新型コロナ対策発表 必要なら一段の措置

カナダのトルドー首相は11日、総額10億カナダドル(7億2800万米ドル)の新型コロナウイルスの感染拡大対応策を発表した。カナダ政府としては初の対策となり、トルドー首相は必要に応じて一段の措置を講じる姿勢を示した。

■イラン、新型コロナ死者354人 感染者9000人

イラン保健省は10日、新型コロナウイルス感染による死者数が過去24時間で63人増え、合計で354人になったと発表した。感染者数は958人増え、9000人に達した。

■NBAに無観客試合を推奨、米当局者が新型コロナ対策で

米国立衛生研究所(NIH)傘下の米国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長は、11日に出席した議会公聴会で、新型コロナウイルスの感染リスクを受けて、米プロバスケットボール協会(NBA)が無観客で試合を行うべきとの考えを示した。

■G7外相会合、ビデオ会議で実施へ 新型コロナ予防で

米国務省は11日、ペンシルベニア州ピッツバーグで今月24ー25日に開く予定だった主要7カ国(G7)外相会合をビデオ会議で実施すると発表した。感染が拡大する新型コロナウイルスへの予防策と説明した。

■米、新型コロナ感染987人に増加 死者は29人=CDC

米疾病対策センター(CDC)は11日、米国内で確認された新型コロナウイルスの感染が10日午後時点で987人と、前日から291人増加したと発表した。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

物価目標の実現「着実に近づいている」、賃金上昇と価

ワールド

拙速な財政再建はかえって財政の持続可能性損なう=高

ビジネス

トヨタの11月世界販売2.2%減、11カ月ぶり前年

ビジネス

予算案規模、名目GDP比ほぼ変化なし 公債依存度低
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 2
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足度100%の作品も、アジア作品が大躍進
  • 3
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...どこでも魚を養殖できる岡山理科大学の好適環境水
  • 4
    素粒子では「宇宙の根源」に迫れない...理論物理学者…
  • 5
    ジョンベネ・ラムジー殺害事件に新展開 父「これま…
  • 6
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 7
    ノルウェーの海岸で金属探知機が掘り当てた、1200年…
  • 8
    ゴキブリが大量発生、カニやロブスターが減少...観測…
  • 9
    「個人的な欲望」から誕生した大人気店の秘密...平野…
  • 10
    「時代劇を頼む」と言われた...岡田准一が語る、侍た…
  • 1
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 2
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低く、健康不安もあるのに働く高齢者たち
  • 3
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 4
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 8
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 9
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 10
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 8
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中