最新記事

エンターテインメント

新型コロナウイルスとの戦いは長期化か AVからNetflixまで引きこもり生活サポートに動くエンタメ界

2020年3月27日(金)18時40分
ウォリックあずみ(映画配給コーディネイター)

新型コロナウイルスとの戦いはエンタメを楽しみつつ「Stay Home」 Marcos Calvo - iStockpphoto

<世界中の都市が外出を禁止もしくは自粛するよう求めるなか、自宅待機を快適にするエンタメ業界が活躍>

全世界的に新型コロナウイルスの猛威が拡大し続けている。感染者数は世界でついに42万人を超え、死者数は1万8千人を突破した。欧米やヨーロッパ各地では自宅待機命令が発令されるなか、日本でも小池東京都知事による週末の外出自粛呼び掛けが始まり、ついに世界規模での引きこもり生活に突入しようとしている。

これから長丁場になるとみられるコロナ感染防止対策に、各企業が様々なサービスの取り組みを見せ、世界中でこの危機を乗り越えようとする様子がうかがえる。

特に、この自粛生活で活発な動きを見せるのが動画やストリーミング、ゲームなど家で楽しめる映像コンテンツ業界だろう。AV業界も精力的にサービスを始めている。

中国のゲーム会社Paradise ProjectとKAGAMI WORKsは1月28日、同社が開発した美少女系パズルゲーム「Mirror」の無料配布を発表し話題となった。

「Mirror」とは、パズルゲームをクリアしていくと、拘束された女の子のアダルトシーンが見られる仕組みで、ゲームレビューサイトでは2018年代2位にランクインする人気作品だという。

これは、当初3万5千本限定配布の予定だったが、その後好評につき増量され、現在7万7千本も無料配布されていて、このゲームのストリーミングサイトのページトップには英語で「Wuhan, We're With You!(武漢、私たちはあなたと共に!)」という応援メッセージが書かれ、新型コロナウイルスの発信源だった武漢へエールを送っている。

プレミアムコンテンツを無料にするAVサイトも

AV動画サイトも続々と自宅待機応援イベントを開始している。3月13日カナダ発の世界最大のAV動画専門サイト「Pornhub」が、感染者・死者ともに増え続けるイタリアに向けて、サイト内のプレミアム有料サービス「Pornhubプレミアム」の1カ月利用無料化を発表した。プレミアムに登録すると、AV動画の制作会社ごとに作品を検索でき、未会員ではダイジェストしか見られない作品を、フルバージョンで見ることができるという。

このPornhubの発表が行われた同日の夜には、日本も負けじとのAV大手ソフトオンデマンド社がAV観覧の無料化を公表した。「自宅待機を応援!0円でご利用キャンペーン」と銘打ったこのイベントでは、3月31日までに会員登録した人に、ソフトオンデマンドのAV作品200本を無料で購入することができるという特典が付く。

しかし発表後、ネットを中心にすぐに情報拡散され、多くの人が一度にアクセスした為サーバーがダウンしてしまった。さらに、その3日後にはこのサイトに会員登録した一部の人の個人情報流出事件まで起こってしまい、その後キャンペーンサイトは閉鎖されたままいまだ復旧していない。

ニュース速報

ワールド

英国とEU、駐英EU大使の外交的地位巡り対立

ビジネス

アングル:環境関連の資産購入、「首相肝いり」で日銀

ビジネス

基礎的財政収支、低成長が継続なら10年後も赤字=内

ビジネス

雨宮副総裁、明日から公務復帰へ 近親者はコロナ「陰

MAGAZINE

特集:バイデン vs 中国

2021年1月26日号(1/19発売)

トランプよりむしろ手ごわい相手? 新・米大統領が習近平の強敵になる可能性

人気ランキング

  • 1

    バイデンの大統領就任式、警護の州兵約10人解任 身元調査受け

  • 2

    「日本の医療崩壊」その危険性を示唆する、世界で断トツの「数値」

  • 3

    中国の途上国待遇を許すな、今こそ「契約」を仕切り直す時

  • 4

    バイデン、トランプから「非常に寛大な」手紙受け取る

  • 5

    コロナ対策でいよいよ「野良猫狩り」にまで乗り出し…

  • 6

    ホワイトハウスを去るトランプ側近の手には思い出の…

  • 7

    アイルランド母子施設で子供9000人死亡、発覚したき…

  • 8

    トランプ支持者たちがロシアに移民希望?──ロシアの…

  • 9

    人口激減と超高齢化......2020年代以降の日本を待ち…

  • 10

    米議会襲撃で盗難されたペロシ下院議長のパソコン、…

  • 1

    新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」分けるカギは?

  • 2

    マジックマッシュルームを静脈注射した男性が多臓器不全、血液中でキノコが育っていた

  • 3

    アイルランド母子施設で子供9000人死亡、発覚したきっかけは...

  • 4

    無邪気だったアメリカ人はトランプの暴挙を予想でき…

  • 5

    トランプのSNSアカウント停止に、アメリカ国内で異論…

  • 6

    七五三にしか見えない日本の成人式を嘆く

  • 7

    「再選を阻止せよ」浜田宏一・安倍政権元内閣参与が…

  • 8

    米大統領就任式を前に州兵の戦闘用車両「ハンビー」…

  • 9

    入院できないコロナ自宅療養者が急増 重症化を察知…

  • 10

    議会突入の「戦犯」は誰なのか? トランプと一族、…

  • 1

    「小さな幽霊」不法出稼ぎタイ人、韓国で数百人が死亡 

  • 2

    新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」分けるカギは?

  • 3

    脳に侵入する「殺人アメーバ」が地球温暖化により北上しているおそれ

  • 4

    マジックマッシュルームを静脈注射した男性が多臓器…

  • 5

    世界で「嫌われる国」中国が好きな国、嫌いな国は?

  • 6

    ビットコイン暴落、投資家は「全てを失う覚悟を」(…

  • 7

    アイルランド母子施設で子供9000人死亡、発覚したき…

  • 8

    北極の成層圏突然昇温により寒波襲来のおそれ......2…

  • 9

    無邪気だったアメリカ人はトランプの暴挙を予想でき…

  • 10

    米政権交代で「慰安婦合意」の再来を恐れる韓国

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

2021年 最新 証券会社ランキング 投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月