最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(30日現在)

2020年3月30日(月)20時15分

中国、新型コロナ新規感染の減少続く 湖北省では6日連続でゼロ。写真は中国で19日撮影(2020年 ロイター)

■新型コロナ、WHOは台湾提供の情報を共有せず=外交部

台湾の外交部(外務省)は30日、新型コロナウイルスの感染例や予防措置の詳細について台湾が世界保健機関(WHO)に提供した情報が他の加盟国に共有されていないと批判した。

■英首相のカミングス上級顧問も新型コロナの症状、自主隔離

ジョンソン英首相の上級顧問、ドミニク・カミングス氏が、新型コロナウイルスの症状が現れたため、自主隔離に入った。首相官邸の報道官が30日、明らかにした。ジョンソン首相も先週、検査で陽性反応が出たばかり。

■英での新型コロナ感染に鈍化の兆し、抗体試験は最終段階=専門家

疫学の研究で有名な英インペリアル・カレッジ・ロンドンの数理生物学教授、ニール・ファーガソン氏は30日、英国内の新型ウイルスの感染拡大には鈍化の兆しがみられるとした上で、抗体の試験は最終段階にあり、数日内に準備が整うとの見方を示した。

■インド、新型コロナによる封鎖措置の延長予定せず

インド政府は30日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として実施した21日間の国内封鎖措置を延長する予定はないと述べた。

■仏ルノー、中国・韓国以外の全工場の操業一時停止 新型コロナで

仏自動車メーカーのルノーは30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国、韓国以外の各国の工場の操業を一時停止したと発表した。

■韓国、新型コロナで国民に現金支給 58億ドルの補正予算編成へ

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、新型コロナウイルスの感染拡大の経済への影響を緩和するため、高所得者を除く国民に現金を支給すると発表、これに伴い第2弾の補正予算を編成すると明らかにした。4月の国会承認を見込む。

■韓国、新型コロナで国民に現金支給 補正予算第2弾を編成=大統領

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、新型コロナウイルスの感染拡大の経済への影響を緩和するため、高所得者を除く国民に現金を支給し、第2弾の補正予算を発表すると明らかにした。

■ブラジル大統領、コロナ感染拡大でも経済活動継続訴え 反発強まる

ブラジルのボルソナロ大統領は29日、首都ブラジリア郊外の低所得地域で青空市場を視察し、行商人と交わした会話をフェイスブックとツイッターに投稿するなどして、新型コロナウイルス対策で経済活動を停止すべきではないとの姿勢をあらためて鮮明にした。

■台湾中銀、追加利下げの余地ある 中小企業に追加支援も=総裁

台湾中銀の楊金龍総裁は30日、議会で、追加利下げの余地はあるが、政策金利をゼロあるいはマイナスまで引き下げることはないと表明した。

■ベトナム首相、都市封鎖に備えるよう要請 新型コロナ対策

ベトナムのフック首相は30日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、国内の主要都市に対し、都市封鎖に備えるよう要請した。同国では、200人近い感染者が確認されている。

■米第1四半期決算控え投資家は暗中模索、コロナで企業が予想撤回

4月半ばから始まる米主要企業の第1・四半期決算発表を前に、投資家が企業業績のはっきりした様子をつかもうと必死になっている。新型コロナウイルス感染拡大はすでに業績見込みの引き下げを強いている一方、企業側はますます業績見通しを撤回し、新型コロナが自社事業に深刻な打撃を与えると警告している。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

訂正(7日配信記事)-英アストラゼネカが新型コロナ

ワールド

EXCLUSIVE-チャットGPTなどAIモデルで

ビジネス

円安、輸入物価落ち着くとの前提弱める可能性=植田日

ワールド

中国製EVの氾濫阻止へ、欧州委員長が措置必要と表明
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岸田のホンネ
特集:岸田のホンネ
2024年5月14日号(5/ 8発売)

金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口......岸田首相がニューズウィーク単独取材で語った「次の日本」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    「自然は残酷だ...」動物園でクマがカモの親子を捕食...止めようと叫ぶ子どもたち

  • 3

    いま買うべきは日本株か、アメリカ株か? 4つの「グラフ」から強さを比べる

  • 4

    迫り来る「巨大竜巻」から逃げる家族が奇跡的に救出…

  • 5

    習近平が5年ぶり欧州訪問も「地政学的な緊張」は増す…

  • 6

    ケイティ・ペリーの「尻がまる見え」ドレスに批判殺…

  • 7

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 8

    イギリスの不法入国者「ルワンダ強制移送計画」に非…

  • 9

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 10

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 4

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 5

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 6

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 7

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 8

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 9

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前…

  • 10

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 9

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 10

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中