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新型コロナウイルスカナダと香港もクルーズ船から自国民退避へ

カナダと香港の両政府は、横浜港に検疫のため停泊し、新型コロナウイルスの集団感染が発生しているクルーズ船からそれぞれの市民を下船させ、チャーター機を派遣して帰国させると発表した。写真は11日、横浜市の大黒ふ頭に停泊するクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス(2020年 ろいたー/Issei Kato)
カナダと香港の両政府は、横浜港に検疫のため停泊し、新型コロナウイルスの集団感染が発生しさているクルーズ船からそれぞれの市民を帰国させるためのチャーター機を派遣すると発表した。
カナダ政府が15日夜に出した声明によると、症状がある乗客についてはチャーター機に搭乗させず、日本国内で適切な処置を受けさせる。帰国する国民は、14日間の検疫措置を受ける。
香港政府の15日夜の声明によると、日本側の了解が取れ次第、チャーター機で市民を帰国させる。チャーター機の利用代金は徴収しないが、香港到着後14日間は検疫の対象となる。
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米政府も15日、クルーズ船から自国民を下船させ、チャーター機で帰国させることを明らかにしている。
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