最新記事

スキャンダル

天才起業家イーロン・マスクの実父(72)が義理の娘(30)に子供を産ませていた

2018年3月27日(火)16時00分
カシュミラ・ガンダー

父と同様、技術者・実業家として成功しているイーロン・マスク Mike Blake- REUTERS

<かつてイーロン・マスクが「邪悪」「犯罪者」と罵った実父が義理の娘と子供を作り、マスク家は現在、逆上中>

天才起業家として電気自動車(EV)の「テスラ」や宇宙開発ベンチャー「スペースX」を創業したイーロン・マスク(46)の実父エロール・マスク(72)が、元妻の連れ子で42歳年下の「娘」との間に最近、子どもを作っていたことがわかった。

エロールは技術者・投資家として起業、息子と同じく成功をおさめた南アフリカ人。10カ月前、30歳の義理の娘ジャナ・ベザイデンホウトに子供を産ませた。ベザイデンホウトは、エロールの2番目の妻ハイディの連れ子で、エロールが初めて会ったときは4歳だった。

エロールは英紙サンデー・タイムズのインタビューに応じ、エリオット・ラッシュと名付けた赤ん坊を「この上なく素晴らしい存在」だと述べた。

ベザイデンホウトは約2年前、ボーイフレンドと別れた後にエロールに連絡を取り、支援を求めたという。エロールはインタビューの中で、ベザイデンホウトとは長年離れて暮らしていたため、娘として見ていないと語っている。

「自然の流れだった」

エロールはサンデー・タイムズに対し、「私たちは孤独で、途方に暮れていた。いろいろなことが重なったんだ。神の思し召し、自然の流れ、と言ってもいい」と語った。再会の2カ月後、ベザイデンホウトは妊娠していると明かした。実父確定検査の結果、お腹の中にいるのはエロールの子どもだと判定された。エロールは、ベザイデンホウトと生まれた息子を経済的に支援しているが、一緒には暮らしていない。

エロールは英紙メール・オンラインの中でこう語っている。「予想外の出来事だったが、もちろん、エリオットを心から愛している」

エロールは現在独身だが、これまで4度結婚している。ハイディのことは「ほとんど覚えていない」とし、町で見かけてもわからないだろうと言う。エロールとハイディは18年間連れ添い、2人の子どもアレクサンドラとアシャをもうけた。報道によると、子どもたちはともに南アフリカの西ケープ州で暮らしている。

エロールは、エリオットが誕生したことで、ほかの家族との関係が悪化したことをほのめかした。しかし、それが原因で息子イーロン・マスクの怒りを買ったことについては否定している。

エロールは、娘のアレクサンドラ・"アリ"・マスクに対してエリオットの誕生を明かした時のことをこう話した。「(アレクサンドラは)私の頭がおかしいと言った。精神的な病だと。彼女がほかの家族に知らせると、みんな逆上した」

イーロンの母親でカナダ人のモデル兼栄養士のメイ・マスクがエロールと離婚したとき、イーロンは10歳だった。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

韓国サムスン電子、第3四半期は32%営業増益 従来

ビジネス

日経平均は反落で寄り付く、利益確定売り優勢 

ビジネス

米エヌビディア時価総額、世界初5兆ドル突破 AIブ

ビジネス

英首相、増税せずの公約確認を避ける 来月予算案で所
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    コレがなければ「進次郎が首相」?...高市早苗を総理に押し上げた「2つの要因」、流れを変えたカーク「参政党演説」
  • 4
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 5
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 6
    【クイズ】開館が近づく「大エジプト博物館」...総工…
  • 7
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 8
    リチウムイオンバッテリー火災で国家クラウドが炎上─…
  • 9
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 10
    【クイズ】12名が死亡...世界で「最も死者数が多い」…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 7
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 8
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大シ…
  • 9
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 8
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 9
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 10
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中