ライブ・ネーション、反トラスト訴訟で和解間近 チケットマスター売却回避=BBG
3月9日、米興行大手のライブ・ネーション・エンターテインメントが、独占禁止法(反トラスト法)違反を巡る訴訟で、傘下のチケット販売大手チケットマスターの売却を回避する内容で和解に近づいている。写真は、ハリウッド大通り沿いのオフィスビルの隣に立つライブ・ネーションの看板。米カリフォルニア州ロサンゼルスで2024年5月撮影(2026年 ロイター/Mike Blake)
[9日 ロイター] - 米興行大手のライブ・ネーション・エンターテインメントが、独占禁止法(反トラスト法)違反を巡る訴訟で、傘下のチケット販売大手チケットマスターの売却を回避する内容で和解に近づいている。ブルームバーグ・ニュースが9日、関係者の話として報じた。
米司法省と20数州は2024年5月、ライブ・ネーションがコンサートのチケット価格を不当に吊り上げ、アーティストに不利益を与えたとして、チケットマスターの売却を含む組織分割を求めて提訴していた。
ライブ・ネーションによる2010年のチケットマスター買収を巡っては、22年のテイラー・スウィフト氏のツアーでチケット価格の高騰や数時間に及ぶオンライン上での待機が発生。ファンや政治家から批判が強まり、独禁法調査を求める声が加速していた。
審理は先週始まった。裁判所は2月、ライブ・ネーション側が求めていた訴えの却下を退けていた。
ブルームバーグによると、複数の州の検事総長が和解に加わる意向を示しており、数日以内にも最終合意が発表される可能性がある。
和解案が成立した場合、チケットマスターは会場との独占契約の一部を解除するほか、同社が独占していると指摘されていた野外劇場の利用に関しても一定の譲歩を行うという。





