「世界の終わりだ」 KFCのチキンが消えてパニックになった原因は...

あの香りを嗅ぐと無性に食べたくなる　pjohnson1-iStock.

＜ある日最寄りのケンタッキーに行くと店が閉まっている。他の店舗も。　話題に事欠かないKFC＞

「この世の終わりだ」

イギリスのケンタッキーフライドチキン（KFC）が2月16日（現地時間）、一部の店舗を閉鎖し、利用客の間で混乱が広がっている。

英インディペンデントによると、KFCの店舗で確保していたチキンを使い果たしてしまったという。そう、「ケンタッキーフライドチキン」から「チキン」が消えてしまったのだ。

特に西部のブリストル、バークシャー、チェシャー、デボンや、東部のニューカッスル、サフォークでの営業は深刻で、域内の全店舗で打撃を受けている。店舗を訪れた客が店先に「チキンの配送で問題が発生したため本日休業」する旨が書かれた張り紙を見つけ、ツイッターに投稿した。他の店舗を回っても同じようなものがあったと報じられている。

実際に店舗のドアに貼られていたお知らせがこれだ。

Same signs up at #kfc restaurants across the country. "Few hiccups" - for real @kfc? #nochickentonight #kfc #itvnews pic.twitter.com/zpZIIisTQV

— MasshuMasshu (@masshumasshu1) 2018年2月16日

なぜ、チキンがないのか――KFCの説明によると、看板商品のチキンを各店舗に配送するために新しく契約した業者と「問題」が発生したという。