BATジャパン、設立25周年で新体制 オーラルたばこ「VELO」を成長の柱に
BATジャパン 社長 兼 BAT 北東アジア エリア・ディレクターのマウリシオ・ララ氏(左)とBATジャパン 副社長 兼 BAT 北東アジア マーケティング・ディレクターのアルパー・ユース氏(右) BATジャパン
<BATジャパンがスモークレス戦略を一段と加速する。設立25周年と新社長就任を機に、オーラルたばこ「VELO」を成長の柱に据え、体験機会の創出や販路拡大を進める方針だ。日本市場を起点に、グループ全体の変革をけん引する狙いがある>
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)は、設立25周年と新社長の就任を機に、日本市場でのスモークレス製品戦略を一段と強化する。なかでも、オーラルたばこ「VELO」を今後の成長ドライバーとして位置付け、体験機会の拡大や販路・商品展開を進める方針だ。
背景にあるのは、同社が掲げる中長期の事業構造転換だ。BATグループは2035年までに収益の大半をスモークレス製品とする目標を掲げており、日本はすでにその構成比が50%を超える先行市場となっている。国内で拡大する需要を取り込むことで、グループ全体の成長をけん引する役割も担う。
BATジャパン新社長のマウリシオ・ララ氏は3月26日、事業戦略記者説明会に登壇し、次のように語った。
「本日は、BATジャパンの次の時代の幕開けを象徴する、特別な節目です。私たちはこれから、新カテゴリーへの転換を大きく加速させていきます。そして日本は、その取り組みをグループ全体で先導する存在となります」

市場は拡大フェーズへ、日本でも数百万規模の可能性
オーラルたばこは、煙や灰が発生せず、デバイスも不要なスモークレス製品だ。使用場所を選ばない利便性などから、世界的に急速な成長が続いている。
同社の説明によると、世界のオーラルたばこ市場は2025年〜2030年、複合年間年平均6〜15%で拡大する見込み。スウェーデンでは紙巻たばこを上回る利用が進むなど、すでに一定の定着が見られる。
日本でも市場は立ち上がり期から成長局面に移行しつつある。使用者数は2022年の約30万人から2025年には約90万人へと拡大。さらに2030年には400万〜500万人規模に達する可能性があるとされる。

「VELO」が示す伸び、国内でも販売倍増ペース
こうした市場環境の中で、BATジャパンが軸とするのが「VELO」だ。グローバルで展開する同ブランドは約50市場に広がり、欧州で高いシェアを持つほか、米国でも急成長を続けている。
日本市場でも存在感を強めており、2020年の発売以降、販売量はほぼ毎年倍増。全国的な販売網と豊富なフレーバー展開に加え、日本向けに小型パウチを投入するなど、ローカライズも進めてきた。
需要拡大の背景には、喫煙環境の変化もある。2020年の健康増進法改正以降、喫煙可能な場所が減少し、職場などでの摩擦も顕在化する中、「利便性」「周囲への配慮」「切り替えやすさ」という要素が選択の基準になっているという。
100万回の体験創出へ、カルチャー連携も
BATジャパンは2026年、喫煙者に向けた「VELO」の体験機会を100万回以上創出する計画を掲げる。あわせて販路の拡大と、日本市場に合わせたフレーバー強化を進め、さらなる浸透を図る。
プロモーション面では、「その瞬間を REMIX」をコンセプトに、音楽やアート、ゲームといったカルチャーとの連携を強化。4月末には没入型イベントを皮切りに、日常シーンでの利用イメージを広げる取り組みを展開していく。
設立25周年を迎えたBATジャパンは、スモークレス領域へのシフトをより鮮明にしながら、日本市場での存在感を一段と高めていく構えだ。
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